勝率が高い投資方法を、リスク別に解説

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勝率が高い投資の方法とは?リスク別おすすめ5選

はじめに

「投資を始めたいが、貯蓄があまりないので、できるだけ負けたくない」「勝率が高い投資方法を学んだうえで、投資に挑戦したい」と考える投資初心者の方は多いはずです。

では、本当に勝率が高い投資方法は、存在するのでしょうか?

本特集では、様々な投資の方法を研究しているマネーピック編集部が、勝率の高い投資方法を厳選。リスク別に、わかりやすく解説していきます。
本特集を参考に、自分に合った投資方法を見つけましょう!

目次
1.その1.IPO投資に取り組む:ローリスク・ハイリターン
2.その2.企業が発行する債券に投資する:ローリスク・ローリターン
3.その3.不動産投資信託(REIT)に投資する:ミドルリスク・ミドルリターン
4.その4.金銭信託に投資する:ローリスク・ローリターン
5.その5. 国債に投資する:超ローリスク・ローリターン
6.まとめ

その1.IPO投資に取り組む:ローリスク・ハイリターン

IPO投資に取り組む

IPO投資に取り組む

IPOとは、Initial Public Offering(新規公開株)の略で、株の一種。これから上場する企業の株を公募価格(上場前の株価)で購入し、上場時に原則初値で売る勝率の高い投資方法です。多くのIPOは、公募価格より初値が高くなることから、投資経験の有無にかかわらず、高い勝率が期待でき、ローリスク・ハイリターンの投資手段として人気を集めています。

例えば、2018年3月に上場した、人工知能を取り扱う「RPAホールディングス」は、公募価格が3,570円、初値が14,280円でした。売買単位は100株なので、購入時の価格は35万7千円、初値で売却した場合の価格は142万8千円。つまり、100株あたり142万8千円-35万7千円=107万1千円の利益が出る計算になります。2017年度に公開されたIPOは96件、その内初値が公募価格よりも下がったケースはわずか10件、つまり勝率でいうと約9割です。この結果を見てもIPO投資は、非常に勝率が高い投資方法と言えるでしょう。

その一方で注意すべき点もあります。それはIPOを購入する権利を得るためには、証券会社が実施する需要申告に申し込み、応募者間での抽選に当選する必要がある点。この倍率は数倍から数十倍になるケースも少なくないため、IPO投資を成功させるためには、IPOを取り扱う複数の証券会社に口座開設し、継続して抽選に応募し続ける必要があります。また、前述したように確率は低いですが、稀に初値が公募価格よりも低くなるケースがあるため、IPOであれば何でも利益が出せるわけではない点にも注意しましょう。

まずは、各企業の成長性や話題性をチェックし、投資する価値がある企業か判断したうえで、IPOに強い複数の証券会社を通して、抽選へ応募するのがおすすめです。

こちらもチェック!

IPOに強いおすすめの証券会社

SMBC日興証券

SMBC日興証券・画像

IPO抽選方法 90%:店頭配分
10%:完全抽選
IPO売却時の手数料

総合コース

~100万円:1.242%(最低5,400円)
~200万円:0.972%+2,700円

スタンダードプラン

~50万円:432円
~100万円:864円
特徴 SMBC日興証券は、国内3大証券会社の1つ。数ある証券会社でもトップクラスのIPO取り扱い実績を誇り、2017年度はSBI証券に次いで2番目に多い、74のIPOを取り扱っている
またSMBC日興証券では、取り扱うIPOの10%を完全抽選で配布。申し込んだ株数や取引実績などに関係なく、当選確率が平等な点は、投資初心者に嬉しい。担当者からアドバイスをもらいながら投資ができる「総合コース」、PCやスマホから自分で購入する商品を決められる「ダイレクトコース」の2種類が選べるのも、チェックしておきたい。
IPOに投資する際、必ずチェックしておきたい証券会社だろう。

SMBC日興証券へ行く

その2.企業が発行する債券に投資する:ローリスク・ローリターン

企業が発行する債券に投資する

企業が発行する債券に投資する

企業が発行する債券への投資とは、上場企業が証券会社を通して発行する債券(借用書)に投資し、所定の期間、その報酬として定められた金利を受け取る投資方法。リターンは株式投資ほどではありませんが、ローリスクで報酬を受け取ることが可能です。

債券投資は、定期預金のように期間、金利が決まっているのが大きな魅力。例えば、2017年3月に売り出されたソフトバンクグループの無担保債の場合、期間は約7年間、金利は年率2.03%となっています。仮に100万円購入すると、ソフトバンクが倒産しないかぎり、毎年20,300円の金利収入を受け取ることが可能。株式投資と比較すると、リターンは限定的ですが、7年以内にソフトバンクが倒産する可能性は低いはずです。そう考えれば、勝率は非常に高い投資商品と言えるでしょう。

債券投資の際、注意すべき点としては、企業へお金を貸す社債は、「無担保社債」「担保付き社債」の2種類がある点。無担保社債は、金利が高く設定されているものの、満期までに企業が倒産した場合、担保がないため、貸していたお金が返済される保証はありません。対して担保付き社債は、利率は低いものの、満期までに万一のことがあった場合でも、担保を売却することで、担保価値分の弁済が保証されています。

債券を購入する際は、期間内に貸し付け先の企業が倒産しないことが全てです。その企業の経営状況に問題はないかをしっかり検討し、投資するよう心掛けましょう。また企業の財務体質に関しては、格付けという指標が参考になります。債券は必ず格付けを取得しているので、その債権の格付けをしっかり確認するようにしましょう。

債券投資に強いおすすめの証券会社

SBI証券

SBI証券・画像

手数料 無料
特徴 420万以上の口座数を誇る、オンライン証券会社の最大手。国債と社債の両方を取り扱っており、ネット上で手軽に申し込むことができる。
SBI証券は、人気のソフトバンクグループの社債を、先着順で購入を受け付けているケースがある点に注目したい。他の証券会社は、ほとんどの場合抽選となっているため、他の証券会社と比較して高い確率でソフトバンク債を購入できる点が最大の魅力。また金利が高く、すぐに完売するSBIホールディングスのSBI債も、SBI証券のみで販売している。
債券投資をこれから始める方にとって、ソフトバンクの債券やSBI債の取り扱いに強いSBI証券は、口座開設しておくべきオンライン証券会社だろう。

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その3.不動産投資信託(REIT)に投資する:ミドルリスク・ミドルリターン

不動産投資信託(REIT)に投資する

不動産投資信託(REIT)とは、商業施設やマンション、宿泊施設、倉庫などの不動産へ投資する、投資信託の1つです。投資対象が不動産に限定される不動産投資信託は、収益の90%を投資家に配分(※分配金という形で配当を実施)することが法律で定められているため、年率3%~6%と、安定的に高いリターンを受け取ることができます。

また、不動産投資信託は証券取引所に上場しているため、いつでも購入・売却の注文が可能です。株のように、値動きがあり、投資タイミングを自由に選ぶことができる点も不動産投資信託の特徴と言えるでしょう。

さらに、10万円前後という少額から投資でき、投資初心者が始めやすい点や、複数の物件に投資している不動産投資信託を購入することで、リスク分散できる点も、魅力の一つです。

その一方で注意しなければいけない点もあります。これは非常に珍しいケースですが、投資していた不動産投資信託が上場の基準を満たさなくなった場合は上場廃止になり、自由に取引できなくなるばかりか、価格が大きく値下がりするケースが過去にはありました。不動産投資信託であれば、どの商品でも安全・安心という訳ではないため、銘柄選びは重要です。不動産投資信託には、商業施設や住宅、オフィスビル、倉庫など様々な物件が組み入れられており、どの程度の分配金がもらえるのかもわかるので、自分が投資したいと思う不動産投資信託に組み入れられている物件や分配金の支給状況を調べ、長期保有できる銘柄に投資するのがおすすめです。

不動産投資信託(REIT)に強いおすすめの証券会社

GMOクリック証券

GMOクリック証券・画像

手数料

1約定ごとプラン(※現物取引)

~10万円:95円
~20万円:105円
~50万円:260円
特徴 GMOが運営する、大手オンライン証券会社。手数料の安さに定評があり、現物取引は1約定あたり95円から、信用取引は96円から取引できる。またNISA口座の場合、売買手数料が永久無料というサービスも実施しており、投資初心者でも利用しやすいのが嬉しい。
GMOクリック証券は、低コストで不動産投資信託を購入できることから、不動産投資信託への投資を検討する際、有力な候補となるオンライン証券会社だろう。

GMOクリック証券へ行く

その4.金銭信託に投資する:ローリスク・ローリターン

金銭信託に投資する

金銭信託に投資する

金銭信託とは、個人投資家が預け入れた金銭を、信託銀行が運用する金融商品のこと。金銭信託には、「①指定金銭信託」「②特定金銭信託」「③無指定金銭信託」の3種類があり、指定金銭信託が最もメジャーな商品です。指定金銭信託は、有価証券、貸付など投資する対象を指定し、実際の運用は信託銀行に任せる方法。対して特定金銭信託は、投資する対象はもちろん、運用方法や銘柄まで指定することができます。また、無指定金銭信託は、投資者は何も決めず、全てを信託銀行に任せる投資方法となっており、金銭を渡すだけで投資を行うことが可能です。

金銭信託のメリットは、原則として元本保証がされており、満期になると預けたお金が満額返済される点。さらに、金銭信託は預金保険制度の対象となっているため、万一信託銀行が破綻した場合も、1,000万円までを上限に、保護される仕組みとなっています。
また、あらかじめ「予定配当率」が提示され、概ねの利率がわかる点も、金銭信託のポイントでしょう。利用実績に応じて配当金は変動しますが、リターンの金額を事前に把握することができます。

ただし金銭信託は、信託期間が決まっているものが多く、満期までに解約する場合解約手数料が発生する点は、デメリットと言えるでしょう。「1年」「3年」など、期間を事前に選べるため、お金が必要になる時期などを事前に考慮し、商品を選ぶのがおすすめです。

金銭信託に強いおすすめのネット銀行

オリックス銀行

オリックス銀行・画像

手数料
  • 申し込み時:無料
  • 中途解約時:無料
  • 信託報酬:0.01%~3.00%
特徴 国内の大手ネット銀行。オリックス銀行では、予定配当率が年0.48%と、他の金銭信託と比較してもトップクラスの利回りを誇る、ソフトバンクグループの金銭信託を唯一取り扱っている。元利保証が付帯していない点、中途解約は原則として不可能な点には注意が必要だが、期間は1年間のみのため、購入を検討する価値がある金銭信託だろう。
他にもオリックス銀行は、定期預金に強みを持ち、最大で0.2%の金利を提供している。金銭信託や定期預金を利用する際、チェックしておきたいネット銀行の1つ。

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その5.国債に投資する:超ローリスク・ローリターン

国債に投資する

国債投資とは、国が発行する借用書”国債”を購入することで国にお金を貸し、金利分をリターンとして得る投資方法。国債投資は国へお金を貸すため、国が破綻しない限り利率が保証される、最も安全性の高い投資の1つです。2018年6月現在の個人向け国債の金利は、変動10年、固定5年、固定3年ともに年率0.05%とリターンはわずかですが、大手銀行の定期預金の金利が年率0.01%となっていることを考えると、定期預金に預け入れるよりは、効率の良い投資先と言えるでしょう

ちなみに米国の大手格付け機関「ムーディーズ」によると、日本の国債は21段階中、上から5番目の「A1」と投資適格に位置づけられていることを考えても、投資するリスクは低いと言えます。

また国債は、1万円から投資できるため、投資初心者でも始めやすい点も大きな魅力。期間は3年、5年、10年の3種類から選ぶことができ、発行から1年以上経過すると、元本を保証し、中途解約が可能です。

注意点としては、国債には変動金利と固定金利の2種類があること。変動金利は、国債の基準金利に0.66をかけた数が年利率になり、半年ごとにリターンとしてもらえる額が変動します。一方固定金利は、基準金利から0.03%または0.05%を引いた数値が年利率になり、発行前に計算されたものが3年/5年間適用される仕組みになっています。期間や金利の仕組みを理解したうえで、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

国債投資におすすめの証券会社

大和証券

大和証券・画像

手数料 無料
特徴 三大証券会社の1つ。大和証券では、10年債、5年債を購入した方を対象に、対象金額に応じて現金と大和証券で利用できるポイントをプレゼントしている。100万円以上の購入でなければキャンペーン対象外となる点には注意が必要だが、多く購入すればするほど、多い現金・ポイントがもらえるため、上手く利用すると良いだろう。ちなみに貯めたポイントは、家電、ギフトカードなどと交換可能。
また大和証券は、他のIPO、不動産投資信託といった商品も取り扱っているため、いつでも他の商品に挑戦できるのも嬉しい。
国債はもちろん、IPOの購入や債券投資などを検討する際、有力な選択肢となる証券会社だろう。

大和証券へ行く

まとめ

勝率が高い投資方法特集はいかがでしたでしょうか?
今回は、5つの投資方法をご紹介しましたが、それぞれにメリットとデメリットがあり、二つの側面を正しく理解した上で投資することが何より重要です。
また、将来貯めたいお金はいくらなのか、目標を立て、その目標を実現できる投資方法を選ぶのも投資方法を決める方法の一つ。

本特集を参考に、自分に合った投資方法を見つけ、大切な資産を賢く運用しましょう。

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