投資信託をおすすめしない理由

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投資信託の9割以上をおすすめしない3つの理由

目次
1.はじめに
2.投資信託の9割以上をおすすめしない理由
 2-1. その1:販売手数料が高い
 2-2. その2:勝っていても負けていても毎年信託報酬を取られる
 2-3. その3:投資信託に組み入れられているほとんどの商品は、株式市場で購入できる
3.それでもおすすめできる投資信託とは?
 3-1. 販売手数料や信託報酬が低い、または個人が買い付けできない商品
 3-2. 株式市場に上場している不動産投資信託、REIT(リート)
4.まとめ

はじめに

投資信託は、投資についての知識がほとんどない方や、投資に回せるお金が少ない方でも手軽に始めることができる、人気の投資方法。投資初心者の方の中には、放っておくだけで勝手にお金が増えていくというイメージを抱いているケースも多いのではないでしょうか。この認識は大きな間違いであり、改めなければいけません。投資信託は、投資のプロが投資対象を選んでくれるというメリット以上に、いくつかのデメリットやリスクがあり、実は運用が難しい投資商品なのです

そこで今回の特集は、投資信託のマイナス面に注目。投資信託をおすすめしない3つの理由と題して、マネーピック編集部が安易な投資信託の利用をおすすめしない理由をわかりやすく解説しました。また、数ある投資信託の中で、投資初心者の方にもおすすめできる商品を厳選、手数料が安い証券会社も併せて紹介しています。

投資信託の仕組みに興味がある投資初心者の方はもちろん、投資信託の利用を検討している投資経験がある方も、是非最後までチェックしてみてください。

投資信託の9割以上をおすすめしない理由

投資信託の9割以上をおすすめしない理由 その1
販売手数料が高い

投資信託を購入する際、多くの場合必要になるのが、販売手数料です。投資信託の中には、販売手数料が無料のもの(ノーロードファンド)もありますが、多くの投資信託で購入価格の1%~3%が販売手数料が必要になります

例えば、販売手数料が3.24%(税込)の商品を100万円分購入した場合、100万円×0.0324%=32,400円を差し引いた、96万7,600円から運用がスタートします。つまり購入した商品が3.24%以上上昇しなければ、投資の利益は上がらないのです。そして購入した商品が3.24%上昇するというのは、決して簡単なことではありません。

ちなみに投資信託の販売手数料は、同じ商品でも販売する会社により異なるケースがあるため、事前にしっかり下調べを行い、販売手数料が安い証券会社を選ぶよう心掛けましょう。

投資信託の9割以上をおすすめしない理由 その2
勝っていても負けていても毎年信託報酬を取られる

勝っていても負けていても毎年信託報酬を取られる

投資信託を購入した場合、その運用と管理をプロに任せる手数料として「信託報酬」を毎年払わなければいけません。信託報酬は商品1つ1つに設定されており、年間換算0.5%~2%を利用者は日払いで支払い続けることになります。

この信託報酬の問題は、投資信託の基準価格が上がっている場合だけではなく、基準価格が下がっている場合でも支払わなければいけないという点です。つまり、仮に100万円を1年間運用した結果、投資している銘柄が5%値下がりした場合、5万円+信託報酬分損をすることになります。ちなみに信託報酬は商品や販売会社によって異なるため、投資信託に投資する際は、できる限り信託報酬が低いものを選ぶのがおすすめです。

その他にも、投資信託を途中で解約・売却した場合、換金にかかる費用として「信託財産留保額」を支払う必要があります。投資信託は、株式投資や債券投資など、他の投資手法と比較すると、投資以外に必要な手数料が多い投資商品と言えます。

つまり、裏を返せば投資信託を販売する証券会社や銀行にとって、黙っていても手数料が入る儲かりやすい商品と言えるのです。

投資信託の9割以上をおすすめしない理由 その3
投資信託に組み入れられているほとんどの商品は、株式市場で購入できる

投資信託の組み入れ銘柄のには個人向けに販売していない商品が含まれるものや、投資単位が大きく個人では購入が難しいケースもありますが、投資信託に組み入れられている銘柄のほとんどは、証券会社に口座を持っていれば購入することができます

つまり、投資信託を介さず、自分自身でポートフォリオを組み、購入すれば、投資信託の販売手数料や信託報酬を支払う必要はないのです。前述したように、投資信託でなければ投資できないケースがあるのは事実ですが、投資信託に組み入れられている銘柄の多くが、個人でも購入することができるということは覚えておきましょう。

それでもおすすめできる投資信託とは?

このように投資信託には様々なデメリットやリスクがあるのは事実です。一方で投資信託の中には、初心者にもおすすめできる商品がいくつかあるのもまた事実。以下にマネーピック編集部がおすすめできる投資信託の条件をまとめました。

初心者にもおすすめできる投資信託 1
販売手数料及び信託報酬が低い もしくは 株式市場で個人が買い付けできない商品が組み入れられている商品

販売手数料や信託報酬の割合が低い商品は、その分利益が出やすくなるため、初心者におすすめの投資信託と言えます。どういう商品が組み入れられているかしっかり確認した上で、ノーロードの商品や、他の商品と比較し、手数料が安いものを選びましょう。

また、個人では購入が難しい商品が組み入れられており、自身がどうしても投資したいと思うのであれば、投資信託を通じて投資する他ありません。このケースでは必然的に投資信託を選ぶことになります。

初心者にもおすすめできる投資信託 2
株式市場に上場している不動産投資信託、REIT(リート)

その他の商品で初心者におすすめできる投資信託を挙げるなら、不動産投資信託(通称:REIT(リート))が第一候補になるでしょう

株式市場に上場している不動産投資信託、REIT(リート)

REIT(リート)とは、マンションやオフィスビル、宿泊施設など複数の賃貸不動産へ投資する投資信託の総称です。REIT(リート)は、収益の90%を投資家に分配する厳格なルールのもとで運用されていることから、利益が出やすく、年率換算で3%~6%程度の高い配当を受け取ることができます。また、年間120万円以下の投資で得た利益を非課税にできる「NISA」の対象になっているため、少額の投資の場合、利益に対する課税がないという点も、REIT(リート)に投資するメリットでしょう。

REIT(リート)は大きく分けて、商業施設、住宅、物流、オフィスビルの4つの種類があります。自分が投資したいと思う物件が組み入れられているもの、利回りが高く安定運営されているものを見つけ、長期的に保有するのがおすすめです。

REIT(リート)の購入におすすめの、取引手数料が安い証券会社は、以下の3社です。

SBI証券

SBI証券・画像

▼REIT(リート)取引手数料 例

スタンダードプラン

  • 5万円以下:54円(税込)
  • 10万円以下:97円(税込)
  • 50万円以下:270円(税込)

アクティブプラン

  • 10万円まで:0円
  • 20万円まで:206円(税込)
  • 50万円まで:463円(税込)

410万を超える証券総合口座を保有する最大手のオンライン証券会社。SBI証券の取引手数料プランはスタンダードプランとアクティブプランの2種類が用意されている

スタンダードプランは、1回の注文金額に対して手数料がかかり、最低手数料は54円(税込)。アクティブプランは、1日の約定代金合計額に対して手数料が発生する。REIT(リート)を購入する場合、スタンダードプランの利用がおすすめだろう。

SBI証券はREIT(リート)以外の株、IPO、ETFなどの取り扱い商品数も多く、他の商品を購入する際の利便性も極めて高い。初めてREIT(リート)を購入する方はもちろん、投資初心者も安心して利用できるオンライン証券会社の1つだろう。

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DMM株

DMM株 新規口座開設キャンペーン・画像

▼REIT(リート)取引手数料 例

  • 5万円以下:54円(税込)
  • 10万円以下:86円(税込)
  • 50万円以下:194円(税込)

2018年3月に新しくサービスを開始したオンライン証券会社。圧倒的な取引手数料の安さを実現しており、大きな注目を集めている

DMM株の取引き手数料プランは1種類。約定金額が50万円以下の場合194円(税込)、300万円以下の場合648円(税込)という割安な手数料を実現。他の一般的なオンライン証券会社は、50万円で250円前後、300万円で900円前後に設定しているところが多いことを考えると、DMM株を利用することで、手数料を大幅に安く抑えることができるだろう。

またDMM株は、iOSとAndroidに対応したスマホアプリを提供しており、スマホがあればいつでも投資銘柄の値動きを確認できる。さらに、口座開設完了から3か月後まで取引手数料が無料になる点も要チェック。

REIT(リート)や株取引を始めたいと考えている方であれば、必ずチェックしておきたいオンライン証券会社の1つ。

DMM株へ行く

マネックス証券

マネックス証券・画像

▼REIT(リート)取引手数料 例

  • 10万円以下:108円(税込)
  • 20万円以下:194円(税込)
  • 50万円以下:486円(税込)

国内最大級の規模と実績を誇るオンライン証券会社
マネックス証券の取引手数料は、10万円~50万円まではPCとスマホアプリ共通。50万円を超える部分は、PCとスマホアプリで異なる手数料体系を導入している。

パソコンで注文した場合、約定金額が50万円から100万円以下の手数料は、1注文につき1,000円~1,500円。100万円以上の手数料は、約定金額の0.1%~0.15%となっている。

また、スマホアプリからの注文は、約定金額が50万円以上の場合、手数料は一律で約定金額の0.1%となっているため、どれくらいの約定金額になるか、計算してから注文する媒体を決めると良いだろう。

またマネックス証券は、信用取引口座の新規開設から1ヵ月間は、最大10万円まで手数料をキャッシュバックしてもらえるため、取引手数料が実質無料な点もチェックしておきたい

リートを買いたいと考えている方や、まずは1ヵ月だけ投資に挑戦したい方に、おすすめのオンライン証券会社。

SBI証券へ行く

まとめ

投資信託をおすすめしない理由を解説した本特集はいかがでしたでしょうか?

投資信託の安易な利用にはデメリットやリスクが多いことは確かですが、本特集は投資信託の全てを否定するものではありません。大切なのは、投資信託の問題をしっかり理解した上で、利用するということ。それさえしっかりできていれば、どういう投資信託を選ぶのも自由です。

マネーピック編集部は販売手数料や信託報酬が低いもの、投資信託でなければ購入できないもの、もしくはREIT(リート)を推奨しています。投資信託に興味があるという方は、編集部のおすすめも参考に、投資信託にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

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