IPOの選び方。値上がりする新規公開株のチェックポイントは?

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IPOの選び方 – 新規公開株はココをチェック!値上がりする企業の条件は?

IPO(新規公開株)はココをチェック!値上がりするIPOの選び方

IPO(新規公開株)は、上場後に値上がりするケースが多く、初心者でも利益を上げやすい投資手法です。ただし、すべてのIPOが値上がりするとは限らず、毎年2割程度は、初値(上場後、最初に売買が成立したときの価格)が、公募価格(投資家向けに設定されたIPO購入時の価格)を下回るIPOが出てきます。

初値での損失を避けるためには、IPOの企業情報やIPO市場全体の様子を調べることが大切。そこで本特集では、IPOの選び方にスポットを当て、IPOの購入前に最低限チェックしておきたい情報について解説します。

値上がりするIPOを見極める8つのポイント

1. 企業の業績

業績

IPOの情報は、証券取引所の「新規上場会社情報」ページや、その企業のHP、証券会社等でチェックすることができます。特に証券会社では、IPOの「目論見書」を確認できるため、企業の業績を容易にチェック可能。
目論見書にある下記の項目を調べると、その企業のおおよその業績を把握することができます

自己資本比率 自社で資金を調達できているかを表す。数値が高いほど健全性が高い。20~30%が一般的。50%以上は優良
営業利益 売上総利益から販売&管理コストを差し引いたもの。企業の「稼ぐ力」を表す。数年分を比較し増加傾向にあれば業績は好調
経常利益 営業利益と営業外損益を足したもの。企業の「採算性」を表す。数年分を比較し、増加傾向であれば業績は好調

2. 業種の注目度・競合性・企業の知名度

業績

成長性が見込まれる業種は、投資家の人気が高く、値上がりしやすくなります。たとえば、現在の人気銘柄は、ゲームアプリやクラウド関連企業など。ビジネス雑誌や経済ニュースをチェックすることで、おおよその注目企業や注目の業種をつかむことができます
また、競合他社の少ない業種は、独自性が成長性につながりやすく、値上がり要素の一つに。誰もが知っている企業やサービスも値上がりしやすいと言えます。

3. 引受株数と、公募&売り出しのバランス

業績

引受株数とは、上場時に投資家に回る株数のこと。企業にとっては引受株数が少ないほど、株価による資産増減のリスクを抑えることができるため、値が上がりやすくなります
また、引受株のうち「公募」と「売り出し」のバランスに注目することも大切です。「公募」とは新しく発行する株のこと。「売り出し」とは、大株主などがすでに保有している株を投資家に回すことを言います。

公募株数が少ないと投資家間での競争が起こり、値が上がりやすくなります。売り出しは企業が資金を集めるために発行されることが多く、売り出しのパーセンテージが多い銘柄は投資家の悪印象を持たれやすくなるため、こちらも割合の少ないほうがベター。
ただし、引受株数の少ない銘柄は、値上がりしやすい一方で、当選確率が下がることも意識しておきましょう

4. 吸収金額

業績

吸収金額とは、引受株数×公募価格で求められる市場からの調達額(上場の際の規模)を指します。吸収金額が小さいほど銘柄の注目度が高まり、初値が高騰しやすい傾向に。10億円以下が吸収金額の多寡を見極める1つのボーダーラインです。

5. 上場する市場

業績

IPOがどこの市場に上場するかもチェックしておきましょう。新興市場(ジャスダック、マザーズ等)の方が、成長性のある企業が多く、個人投資家も多く参入しているため値上がりしやすい傾向があります。 一方、東証一部は、機関投資家の参入が多く、初値の大幅な値上がりは起きにくくなりますが、その分、取引高が多く、引受株数や吸収金額の多い大型案件でも値崩れしにくいと言えます。

なお、東証2部やマザーズに上場した企業が、東証一部に指定替え(市場を移ること)となる場合もあります。指定替えはその銘柄のランクアップと見なされ、株価上昇の要因になるので、新興市場に上場する企業については、特に成長性を意識しておくと良いでしょう

6. 地合いの良しあし

業績

地合いとは、市場全体(や個別銘柄)の値動きのことを指します。IPO市場には、全体の好調・不調の波があり、好調な時期は取引が活発なため値上がりしやすく、不調な時期は値上がりしにくくなります。
また、IPOが多い時期も、投資家の資金が分散されて値上がりしにくい傾向があります。
地合いを調べるには、直近のIPOの初値をいくつかチェックしましょう。初値が公募価格よりあがっているかどうかで、地合いの良しあしを見極めることができます。

7. ロックアップの有無

業績

ロックアップとは、その銘柄の大株主(役員・出資銀行・ベンチャーキャピタル等)が、上場後の一定期間、持ち株を売却できないよう事前に契約を交わす制度です。ロックアップのある企業の方が、急激な株価の値下がりは起きにくくなります
ロックアップは90日間や180日間などの日数制限が一般的ですが、株価が1.5倍など一定以上になった場合に解除できるケースもあります。

8. ベンチャーキャピタル(VC)の有無

業績

ベンチャーキャピタルとは、ベンチャー企業に資金提供をする投資機関です。企業が上場した際の値上がり益を得ることを目的としているため、ベンチャーキャピタルが株主にいる場合は、上場後に株が売却される可能性が高くなります
ロックアップ等で一定期間の売りが制限されている場合、急激な値下がりは起きにくいものの、売りに対する圧力から初値が値上がりしにくい場合もあります。

すべてのIPO株について、これらの項目を調べるのは大変なので、証券会社や投資サイトの情報を上手に使うとよいでしょう。
たとえば、投資サイトが提供している初値予想や注目度を参考に、気になった銘柄についてのみ証券会社の目論見書等で上記をチェックすると効率的です

マネーピック – IPOカレンダー&今月のIPO一覧

Yahoo!ファイナンス – IPO・新規上場企業情報

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