2017年4月のIPOを振り返る

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2017年4月のIPOを振り返る。上昇率No.1は?

2017年4月のIPO

今月のマネーピックのニュースは2017年最初のIPOラッシュのラストを締めくくった4月のIPOを振り返ります

ここ数年IPO投資は活況が続いており、当選すれば非常に高い確率で大きな収益を上げることができていることから、投資家の参加が相次いでいます。果たして4月の結果はどうだったのでしょうか?

投資した際の勝率と上昇率(騰落率)の二つの軸で分析します。

1.IPOの勝率は?

2017年4月に上場したIPO銘柄は以下の5銘柄。それそれの結果に関しても記載します。

IPO銘柄 公募価格 初値 結果
テモナ 2,550円 8,050円 上昇
ウェーブロックホールディングス 750円 721円 下落
LIXILビバ 2,050円 1,947円 下落
旅工房 1,370円 3,750円 上昇
アセンテック 2,000円 5,950円 上昇

2017年4月のIPO勝率:3勝2敗 勝率60%

この結果を見ると勝率は60%とあまり高いとは言えない結果になりました。ちなみに2017年(※5月11日現在)にIPOした銘柄数は35、そのうち初値が下落したのは5銘柄となっており、今年度の勝率は約85%となっています。

2017年を通してみると、未だIPOは高い勝率を誇っていますが、2017年4月に関してはその勝率に陰りが出ており、5月以降どう推移していくのか、注目したいと思います。

2.IPOの上昇率は?

2017年4月に上場したIPO銘柄の上昇率(騰落率)を以下にまとめ、ランキングしました。またそれぞれの銘柄の主幹事証券に関しても記載しています。

2017年4月IPO上昇率(騰落率)

IPO銘柄 上昇率 主幹事証券
1位 テモナ 215.7% SMBC日興証券
2位 アセンテック 197.5% SBI証券円
3位 旅工房 173.7% 大和証券
4位 ウェーブロックホールディングス 3.9% みずほ証券
5位 LIXILビバ 5% 野村証券

2017年4月のIP平均上昇率(騰落率):115.6%

この結果を見ると上昇している銘柄がいかに暴騰しているかが一目瞭然です。株式投資を行い、投資した銘柄が2倍になる確率は決して高くはありません。IPO投資であれば、抽選の結果、銘柄を購入することができさえすれば、初値で売っても投資した額の2倍を超える利益を期待できると言えるでしょう。もちろんマイナスになる可能性もありますが、そのリスクと比較するとプラスになる可能性のほうがはるかに高い点がIPO投資の特徴と言えるでしょう。

まとめ

昨今のIPO人気の高まりを受け、IPOに当選するのはますます難しくなってきています。IPO銘柄の抽選に当選し、投資するために一番重要なのは、主幹事証券経由で投資すること。そして一度抽選に外れたからと言って諦めずに粘り強く応募を続けることです。

粘り強く応募していれば、必ずどこかで当選することができる点もIPO投資の大きな魅力の1つ。みなさんもこの機会にIPO投資にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

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