メガバンクとネット銀行の普通預金金利とサービス内容を比較

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普通預金比較!メガバンクとネット銀行の金利&サービスを比較してみる(2017年8月版)

普通預金のメリットとは?

普通預金口座のメリットは、流動性(自由度)の高さです。普段の生活の中で、必要に応じて引出・預入を行ったり、公共料金などの決済に利用できる点で、もっとも普段使いに適した口座と言えるでしょう。

普通預金口座にも金利が付くということは、ご存知の方も多いかもしれませんが、実際に金利で普通預金口座を選んでいるという方は少数派ではないでしょうか。

普通預金口座の金利は、金融機関ごとに大きく異なります。そのため、少しでも金利の高い普通預金口座を持つことで、普段使いの口座でも「増やす口座」としての機能を兼ね備えることができます。定期預金に比べると金利の水準は低くなりますが、中には定期預金さながらの金利を設定している金融機関もあります

本特集では、各金融機関の普通預金口座の金利・サービス(使いやすさ)を比較しながら紹介します。今利用している口座よりもお得になるものがあれば、積極的に乗り換えを検討しましょう。

メガバンクとネット銀行の金利を比較

ネット銀行

実店舗を持たないネット銀行(ネットバンク)の多くは、店舗運営費用や人件費などのコストを削減し、利用者に還元することで、高い預金金利を実現しています。ただし、ネット銀行の普通預金で高金利の適用を受けるためには一定の条件が設けられている場合があります。

ここでは、「住信SBIネット銀行」「イオン銀行」「新生銀行」の3つのネットバンクを紹介します。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行・画像

普通預金金利 0.001% SBIハイブリッド預金利用で0.01%
定期預金金利 0.02%
ATM利用手数料 預入は無料、引き出しはランクに応じて月2回~15回無料
振込手数料 自行宛:無料 他行宛:ランクに応じて月1回~15回無料

住信SBIネット銀行の普通預金金利は、通常0.001%です。これは、他のメガバンク等の金利と変わりません。しかし「SBIハイブリッド預金」を利用することで、普通預金金利が10倍の0.01%になります

SBIハイブリッド預金とは、SBI証券口座と連携した口座です。あらかじめSBIハイブリッド預金に資金を入金しておくと、その資金を株式・債券・投資信託などの投資商品購入に利用することが可能です(投資を行わなくても利用可能)。普通預金口座からSBIハイブリッド預金へ「振替」を行う必要がありますが、手続きはWEBから簡単にできるので定期預金よりも自由度は高いと言えるでしょう。振替手数料は無料。SBI証券の「ATMカード」があれば、振替をせずに直接ATMから出金することも可能です

住信SBIネット銀行では「スマートプログラム」というランクシステムがあり、ランクに応じてATM手数料や振込手数料の無料回数が変わります。ランク1からランク4までがあり、ランク1の場合でもATM手数料は月2回まで無料、他行あての振込手数料は月1回まで無料です。「SBIハイブリッド預金」の利用もスマートプログラムのランク判定の対象となるので、上手に活用し手数料なども節約しましょう。

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イオン銀行

イオン銀行・画像

普通預金金利 0.001% イオンカードセレクト発行で0.1%
定期預金金利 0.02%~0.1%
ATM利用手数料 イオン銀行ATMなら終日無料
振込手数料 自行宛:0円~432円 他行宛:216円~648円

イオン銀行の普通預金金利も、通常0.001%です。しかし、イオン銀行が発行するクレジットカード、イオンカードセレクトを保有することで、その金利は100倍の0.1%になります。0.1%の金利は、他行の定期預金金利、あるいはそれ以上の金利水準です。

適用条件はとても簡単で、イオンカードセレクトを発行し、引き落とし口座をイオン銀行に設定するだけ。イオンカードセレクトは、クレジットカードとしての特典も豊富で、ショッピングの割引特典や貯まりやすいポイントシステムなど、1枚持っていて損のないクレジットカードでしょう。

さらに、手数料においてもイオン銀行は他行より優位に立っています。イオン銀行ATMでは、24時間ATM手数料が無料で利用回数の上限もありません。さらにみずほ銀行・三菱東京UFJ銀行のATMでも手数料が無料(平日8:45〜18:00)。振込手数料は同行への振込は無料、インターネットバンキング「イオン銀行ダイレクト」を利用すれば、他行への振込も、金額に関わらず216円(税込)です。

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新生銀行

新生銀行・画像

普通預金金利 0.001、「2週間満期預金」の利用で0.05%
定期預金金利 0.01%~0.1%
ATM利用手数料 提携ATMなら終日無料
振込手数料 自行宛:0円~617円 他行宛:0円~617円

新生銀行の普通預金金利も、通常は0.001%(1000万円以上では0.002%)となっています。ただし、普通預金とはやや異なるものの2週間という短期間で満期が到来する「2週間満期預金」を活用することで金利が0.05%まで上がります。通常の定期預金は最短で1ヶ月満期の商品が多い中、新生銀行の2週間定期は、より普通預金に近い感覚で利用でき、預金金利も高い、おすすめできる商品の一つです。

例えば、お給料日に2週間後まで引き出さなくて良い金額を、2週間満期の定期に設定してみましょう。万が一、中途解約をした場合でも預入元本を下回ることはないので、安心して利用できます。月々の出費のコントロールにも役立ちますので、ぜひ活用してみましょう

新生銀行では、提携ATMでの預入・引出手数料は無料です。セブン銀行ATM・コンビニATM(E-net、ローソンATM)・イオン銀行ATMでは365日24時間、手数料が無料。その他のATMでも、時間帯が決められてはいるものの手数料無料となる点が大きなメリットです。

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メガバンク&ゆうちょ銀行

ここまでネットバンキングを紹介してきましたが、メガバンクとゆうちょ銀行を比較対象として紹介します。メガバンクのメリットは、窓口での対応が可能な点と、その信頼性です。しかし、金利・各種手数料の面ではネット銀行の方に軍配が上がるでしょう

三菱東京UFJ銀行

三菱東京UFJ銀行・画像

普通預金金利 0.001%
定期預金金利 0.01%
ATM利用手数料 無料(8:45〜21:00) 時間外108円〜216円
振込手数料 自行宛:0円〜540円 他行宛:216円〜864円

三大メガバンクの一つである三菱東京UFJ銀行の普通預金金利は、0.001%。定期預金でも、最大0.01%ほどです。
全国に支店・ATMがあるため安心感と利便性の高さはありますが、普通金利には期待できません。また、時間外のATM利用手数料は108円から216円ほど。振込手数料も他行あての場合、216円から最大864円がかかります。

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ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行・画像

普通預金金利 0.001%
定期預金金利 0.01%
ATM利用手数料 ゆうちょATM:無料 提携ATM:108円〜216円)
振込手数料 自行宛:80円〜756円(ATM利用時は月3回まで、ゆうちょダイレクト利用時は月5回までは無料) 他行宛:216円〜864円

ゆうちょ銀行も利用者の多い金融機関の一つですが、その普通預金金利は0.001%と他の金融機関と差はありません。定期預金も三菱東京UFJ銀行同様、最大0.01%ほど。
ただし、ATM手数料ではメガバンクより優位に立っていると言えます。ゆうちょATMを利用すれば、曜日・時間帯に関わらず利用手数料がかかりません(提携ATMでの手数料は108円から216円)。他行宛の振込手数料は、216円(ATM利用・5万円未満)から864円です。

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あわせてチェックしたい普通預金の使い勝手

それぞれの金融機関紹介の中で、手数料などについても簡単に触れてきましたが、最後にもう一度、金利以外の部分で注目すべきポイントをまとめました。金利の高さはもちろん大切ですが、それ以外にも以下の項目をチェックし、自分に合った金融機関を見つけましょう。

チェックポイント1 各種手数料

預入・引出し手数料・振込手数料の無料回数は重要な要素です。1回1回は小さな金額でも、普通預金のように出し入れの頻度が高い口座の場合には、手数料の有無で年間を通して大きな金額の差が生まれます。ネットバンキングでは、月に無料回数が設定されていることが多いので、その回数にも注目しましょう。

チェックポイント2 対応ATMの種類・取引可能時間

コンビニATM対応の場合は対応コンビニの種類、取引可能時間、どのATMなら手数料が無料になるのかなどを事前に確認しておきましょう。また、ATMの設置場所・設置台数なども必ずチェックし、自分の生活の中で使いやすい口座かどうかを見極めましょう。

チェックポイント3 使い勝手の良さ

インターネットバンキングの使い勝手の良さや、振替・振込の実行タイミングなどの利便性にも目を向けましょう。中には振替・振込の自動機能などの、便利な機能が利用できる金融機関もあります。毎月決まった振込があるようであればそうした機能を活用し、さらに月に何度まで振替・振込手数料が無料なのかにも目を向けましょう。

チェックポイント4 口座開設のしやすさ

口座開設時の手続きの手軽さや、受付時間・必要書類・手続きにかかる時間などもチェックしたい項目です。最近ではインターネット上で、24時間口座開設が可能な金融機関も増えてきました。申し込みから利用開始まで、どれくらいの時間がかかるのかも併せて確認しておきたいポイントです。

Author:久我裕紀

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