IPOとは? - 今さら聞けない!投資用語
IPO
IPOとは、「新規公開株(Initial Public Offering)」の略で、企業が証券市場に新たに株式を上場すること、またはその株式のことを指す。高確率で利益が出せるとして人気を集めている投資対象の1つ。
IPOは、公募された価格よりも上場日につく「初値」が高くなるケースが多いため、初値で売却することで高い確率で利益を出す事ができる。IPO銘柄のなかには初値が2倍、3倍まで値上がりするものもあり、大きな利益を期待できる。購入倍率が高く、入手するのは簡単ではないが、リスクが低く、高いリターンを期待できる投資先として、IPOは投資初心者にもおすすめできる投資の1つと言えるだろう。もちろん全てのIPOが値上がりするとは限らない。IPOでの損失を防ぐためには、企業の業種や業績、会社の規模、公募価格の割安度(バリュエーション)等の情報をチェックし、購入するIPOを絞り込む事が重要になる。
IPOを購入するには、上場前にIPOを取り扱う主幹事証券証券会社または幹事証券会社から購入を申し込み、高い倍率の抽選に通らなければならない。証券会社によってIPOの取扱い数や抽選方法に大きな違いがあるため、IPOの当選確率をアップさせるためには、IPOに強い証券会社から購入を申し込む必要がある。
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