フォーライフ（3477）は、神奈川県を地盤に分譲住宅事業、注文住宅事業を手掛ける不動産関連企業です。大手ディベロッパーと比較すると、料金設定が割安で、業績の伸びを考えると一定の評価を獲得していると言えるでしょう。
一方で不動産市況に過熱感があり、今後の事業展開に関しては不安要素がないとは言えません。吸収金額は6億強と時価総額から考えると売り出しは多いものの、十分に吸収はできる金額です。業績は評価できますが、同時期のIPOラッシュを考えると資金が向かいにくく、小幅の上昇に留まりそうだと予想します。
主幹事証券はみずほ証券、幹事証券はSMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が担当しています。当該IPOの入手を希望する方は、みずほ証券など、一定の割り当てが期待できる証券会社の抽選に申し込み、希望を託しましょう。