VR元年がやってくる!?VR(仮想現実)関連銘柄をチェック!
ソニーも進出!VR(仮想現実)市場とは?
空を飛んだり、モンスターを倒したり、ゲームの世界に入って楽しみたいと思ったことはありませんか?
VR(Virtual Realty・仮想現実)はそんな望みを叶える新しい技術。視界を覆う専用のゴーグルを装着することで、架空の世界に飛び込むことができるのです。
ゴーグルの内側には特殊なディスプレイがあり、装着すると視界一杯に映像が出現します。映像は顔や視線の動きと連動しており、視線が右を向けば映像も右向きに変化。まるで映像の中に入り込んだような錯覚が生まれます。
VRの技術は主にゲームにおける活用が進んでおり、ソニーやサムスンなど名だたる企業がVR用のゲーム機を開発。例えば、2016年10月に発売されるソニーの「PlayStationVR」は日本のVR市場の牽引役となることが期待されています。
2016年は開発中の技術に過ぎなかったVRが商品化される年。現段階ではゲームでの活用が中心ですが、2016年の「VR元年」を発端に、今後は様々な分野でVRの活用が広がると見られています。まさに現在進行形で成長を遂げている市場であり、関連銘柄にも注目が集まります。
VR事業を展開する関連銘柄4選
ソニー(6758) | ゲーム機「プレイステーションVR」を2016年10月に発売予定。日本のVR市場を牽引する存在になることが期待されている。 |
---|---|
ピクセラ(6731) | VRコンテンツの撮影から配信・再生までを一手に引き受けるVR事業をスタート。VRを疑似体験できるスマホアプリも無料配信している。 |
テクノホライゾン(6629) | 仏VideoStich社と提携し360度撮影が可能なカメラの開発・販売を実施。直接VRに言及はしていないが、全方位動画はVRに必要不可欠なため、VR関連銘柄とみなされている。 |
コロプラ(3668) | VR関連企業を専門とする投資ファンド「Colopl VR Fund」を設立。最大5,000万ドル(約55億円)を出資する可能性があるとのこと。VR市場の活性化によって値上がりが予想される。 |
今後のVR市場の展望は?
ゲーム以外のVR関連市場として予想されているのは教育や医療分野でのシミュレーションツールとしての使い方。例えばパイロットの飛行機操縦訓練や、医学生の外科手術シミュレーションなど、現実に即した練習が重要な分野で活躍することが期待されます。
また、VRはライブや映画など会場へ足を運ぶ必要があったエンターテイメントを自宅で楽しむことができるというメリットもあり、VRに対応した動画配信サービスが今後登場する可能性も。
様々な分野での応用が可能なVRというジャンル。今後新たに生まれる市場を予測してみてはいかがでしょうか。