IPOの選び方。値上がりする新規公開株の選び方とは?

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IPO銘柄の選び方 – 新規公開株を公募価格で手に入れよう!値上がりする企業の条件は?

IPO(新規公開株)を公募価格で手に入れよう!値上がりするIPOの選び方とは?

IPO(新規公開株)は、証券取引所に新規上場することを指します。IPOした株は誰でも証券会社を通して、誰でも自由に取引できるようになります。IPO投資が注目を集める理由は、IPOする企業の初値(※証券取引所に初めて上場し、取引が成立した日の価格)が、高い確率で上昇するからです。

IPO・イメージ

2019年には合計86社が上場し、初値が公募価格(投資家向けに設定されたIPO購入時の価格)を上回った企業数は75社。もし全てのIPO株を公募で入手し、初値で売却したとすると、実に82.12%値上がりしたことになります。2018年は90社が上場し、初値が公募価格を上回った企業数は75社。同様に全てのIPO株を公募で入手し、初値で売却したとすると、そのパフォーマンスは116.51%。投資したお金が2倍以上になる計算です。

2020年も初値が2倍、3倍になる銘柄が続出しており、公募価格で入手し、初値で売却することで、大きなリターンを狙える状況は変わっていません。IPO投資をスタートするのであれば、まず公募価格でIPO株を手に入れる必要があります。

以下は抽選でIPOの配分を行っているおすすめの証券会社です。筆者はIPO投資で毎年数百万円以上、利益を得ていますが、これは全て以下の証券会社経由のIPOの当選です。

IPOの抽選を行っているおすすめの証券会社

SBI証券

SBI証券・画像

ネット証券最大手。IPOの取り扱い実績が豊富で、大半のIPOを取り扱っている
またIPOの抽選に外れれば外れる程、ポイントが貯まっていき、そのポイントを使うことで当選確率が上がるIPOチャレンジポイントというサービスが高い評価を獲得。IPOに投資するなら口座開設しておくべき証券会社の1つ。

昨年度(2019年)のIPO取り扱い実績
82社

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マネックス証券

マネックス証券・画像

ネット証券大手。IPOを多数取り扱っており、完全抽選で当選者を決めていることからIPO投資家の多くが口座を開設している。
SBI証券含め、多くの証券会社が応募口数の多いユーザー程、当選確率がアップするが、マネックスは資金力があるユーザーへの優遇が一切ない。誰でも公平に抽選を行う点は高く評価できる。

昨年度(2019年)のIPO取り扱い実績
45社

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SMBC日興証券

SMBC日興証券・画像

証券会社大手の一角。IPOの配分や取り扱い実績はネット証券を大きく上回る。
またIPO株の大半を取り扱う主幹事証券に指定されることが多く、その場合、IPOの当選確率が大幅にアップする。取引手数料は高いが、IPOの当選率が圧倒的に高いので、IPO投資を希望するのであれば口座を開設しておくべきだろう。

昨年度(2019年)のIPO取り扱い実績
61社

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GMOクリック証券

GMOクリック証券・画像

GMOグループのネット証券会社。IPOの取り扱い実績が多い訳ではないが、GMOグループのIPOを多数取り扱っている
これまでにGMOグループの上場で、初値が公募価格を割れたことはない。実は知る人ぞ知る狙い目のネット証券会社。

最新の取り扱い実績
GMOフィナンシャルゲート公募価格2,540円
初値6,550円※2020年7月15日上場

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岡三オンライン証券

岡三オンライン証券・画像

準大手証券会社「岡三証券」グループのネット証券会社。岡三証券が主幹事及び副幹事をつとめるIPOを取り扱う
岡三証券が主幹事を務めるIPOは少ないが、初値が暴騰するケースも少なくない。ネット証券会社としての規模が小さいため、意外と当選確率が高いネット証券会社。

昨年度(2019年)のIPO取り扱い実績
37社

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IPOは初心者でも大きな利益を上げやすいおすすめの投資手法ですが、すべてのIPOが値上がりするとは限らず、毎年1割から2割程度は、初値が、公募価格を下回るIPOが出てきます。この銘柄を避けることができれば、IPO投資の勝率やリターンはさらにアップします

公募価格割れするIPOを避けるためには、企業情報やIPO市場全体の様子を調べることが大切。そこで本特集では、IPOの選び方にスポットを当て、IPOの購入前に最低限チェックしておきたい情報について解説します。

値上がりするIPOを見極める8つのポイント

1. 企業の業績

業績

IPOの情報は、証券取引所の「新規上場会社情報」ページや、その企業のHP、証券会社等でチェックすることができます。特に証券会社では、IPOの「目論見書」を確認できるため、企業の業績を容易にチェック可能。
目論見書にある下記の項目を調べると、その企業のおおよその業績を把握することができます

自己資本比率 自社で資金を調達できているかを表す。数値が高いほど健全性が高い。20~30%が一般的。50%以上は優良
営業利益 売上総利益から販売&管理コストを差し引いたもの。企業の「稼ぐ力」を表す。数年分を比較し増加傾向にあれば業績は好調
経常利益 営業利益と営業外損益を足したもの。企業の「採算性」を表す。数年分を比較し、増加傾向であれば業績は好調

2. 業種の注目度・競合性・企業の知名度

業績

成長性が見込まれる業種は、投資家の人気が高く、値上がりしやすくなります。たとえば、現在の人気銘柄は、ゲームアプリやクラウド関連企業など。ビジネス雑誌や経済ニュースをチェックすることで、おおよその注目企業や注目の業種をつかむことができます
また、競合他社の少ない業種は、独自性が成長性につながりやすく、値上がり要素の一つに。誰もが知っている企業やサービスも値上がりしやすいと言えます。

3. 引受株数と、公募&売り出しのバランス

業績

引受株数とは、上場時に投資家に回る株数のこと。企業にとっては引受株数が少ないほど、株価による資産増減のリスクを抑えることができるため、値が上がりやすくなります
また、引受株のうち「公募」と「売り出し」のバランスに注目することも大切です。「公募」とは新しく発行する株のこと。「売り出し」とは、大株主などがすでに保有している株を投資家に回すことを言います。

公募株数が少ないと投資家間での競争が起こり、値が上がりやすくなります。売り出しは企業が資金を集めるために発行されることが多く、売り出しのパーセンテージが多い銘柄は投資家の悪印象を持たれやすくなるため、こちらも割合の少ないほうがベター。
ただし、引受株数の少ない銘柄は、値上がりしやすい一方で、当選確率が下がることも意識しておきましょう

4. 吸収金額

業績

吸収金額とは、引受株数×公募価格で求められる市場からの調達額(上場の際の規模)を指します。吸収金額が小さいほど銘柄の注目度が高まり、初値が高騰しやすい傾向に。10億円以下が吸収金額の多寡を見極める1つのボーダーラインです。

5. 上場する市場

業績

IPOがどこの市場に上場するかもチェックしておきましょう。新興市場(ジャスダック、マザーズ等)の方が、成長性のある企業が多く、個人投資家も多く参入しているため値上がりしやすい傾向があります。 一方、東証一部は、機関投資家の参入が多く、初値の大幅な値上がりは起きにくくなりますが、その分、取引高が多く、引受株数や吸収金額の多い大型案件でも値崩れしにくいと言えます。

なお、東証2部やマザーズに上場した企業が、東証一部に指定替え(市場を移ること)となる場合もあります。指定替えはその銘柄のランクアップと見なされ、株価上昇の要因になるので、新興市場に上場する企業については、特に成長性を意識しておくと良いでしょう

6. 地合いの良しあし

業績

地合いとは、市場全体(や個別銘柄)の値動きのことを指します。IPO市場には、全体の好調・不調の波があり、好調な時期は取引が活発なため値上がりしやすく、不調な時期は値上がりしにくくなります。
また、IPOが多い時期も、投資家の資金が分散されて値上がりしにくい傾向があります。
地合いを調べるには、直近のIPOの初値をいくつかチェックしましょう。初値が公募価格よりあがっているかどうかで、地合いの良しあしを見極めることができます。

7. ロックアップの有無

業績

ロックアップとは、その銘柄の大株主(役員・出資銀行・ベンチャーキャピタル等)が、上場後の一定期間、持ち株を売却できないよう事前に契約を交わす制度です。ロックアップのある企業の方が、急激な株価の値下がりは起きにくくなります
ロックアップは90日間や180日間などの日数制限が一般的ですが、株価が1.5倍など一定以上になった場合に解除できるケースもあります。

8. ベンチャーキャピタル(VC)の有無

業績

ベンチャーキャピタルとは、ベンチャー企業に資金提供をする投資機関です。企業が上場した際の値上がり益を得ることを目的としているため、ベンチャーキャピタルが株主にいる場合は、上場後に株が売却される可能性が高くなります
ロックアップ等で一定期間の売りが制限されている場合、急激な値下がりは起きにくいものの、売りに対する圧力から初値が値上がりしにくい場合もあります。

すべてのIPO株について、これらの項目を調べるのは大変なので、証券会社や投資サイトの情報を上手に使うとよいでしょう。
たとえば、投資サイトが提供している初値予想や注目度を参考に、気になった銘柄についてのみ証券会社の目論見書等で上記をチェックすると効率的です

マネーピック – IPOカレンダー&今月のIPO一覧

Yahoo!ファイナンス – IPO・新規上場企業情報

業績がいまいちのIPO銘柄・・・でも、当選確率を上げるための応募はアリ。SBI証券のIPOチャレンジポイントを活用しよう

様々な要素から値上がりを期待しにくいIPOであっても、応募することで次回以降の抽選を有利にする方法があります。

応募

オンライン証券会社のSBI証券では、個人投資家がIPOに応募し落選した場合に「IPOチャレンジポイント」を付与。ポイントは次回以降のIPOへの応募時に利用でき、ポイント数の多い人から当選するしくみとなっています。つまり、コツコツとIPOに応募してポイントを貯めれば、いつかは必ず当選し、IPOを購入することができます
応募時に使用したIPOチャレンジポイントは、落選や抽選対象外になると使用分がそのまま戻るしくみで(落選の場合はさらに+1ポイント)、ポイント有効期限もありません。

業績や業種の評価がいまいちで、もし当選したとしても購入するかどうかわからないIPOでも、落選したときにもらえるIPOポイントを目的に応募するのは一つの方法でしょう。ちなみに、SBI証券には当選したIPOを辞退した場合のペナルティもないため、当選したIPOを購入したくない場合は辞退をしても支障はありません。

SBI証券

SBI証券・画像

総合口座開設数350万超、NISA口座開設数80万超と、ネット専業の証券会社の中でトップの実績を誇る証券会社。IPOの取扱数が多く、主幹事の実績も豊富。IPOは70%が平等抽選、30%がポイント抽選となっており、個人投資家がIPOに当たりやすい証券会社の一つでもある

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IPOに関するQ&A

Q1:IPOとは?

A.IPOとは、Initial Public Offering(新規公開株式)の頭文字を取った略語です。売上、利益等の水準が基準を満たした企業が証券取引所に新規上場することをIPOと呼称しています。IPOした企業の株式は、証券会社を通して自由に売買することができます。

Q2:IPOの公募価格とは?

A.IPOの公募価格とは、証券取引所に上場する企業の株を投資家に販売する価格のことです。公募価格は投資家に需要をヒアリングし、一定の値幅の中で値決めをするブックビルディングという方式を採用しています。この公募価格で一部投資家に株式を配分し、上場日に全ての投資家が参加する形で株式の取引がスタートします。

Q3:IPOの初値とは?

A.IPOの初値とは、IPOした企業の株式の値段が証券取引所で初めてついた時の価格のことです。IPOする際は一部の投資家が事前に公募価格で株式を入手し、上場日以降にその株を売却します。公募価格で手に入れることができなかった投資家は、証券取引所で購入することになります。この需要と供給が合致した値が初値です。

Q4:IPOが当たらない。もう辞めたい場合はどうする?

A.IPOは以前と比べると参加者が増えており、なかなか当たらないのが現状です。なかにはもう辞めたいと考えている方も多いでしょう。IPOは当選するまで参加費がかからない宝くじのようなものです。なかなか当たらないことが当たり前。今辞めてしまっては、これまでの努力が無になってしまいます。IPOは完全抽選枠がある以上、応募し続けていれば、必ずいつか当たります。辞めるのは1回当たってからでも遅くはないはずです。

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