定期預金のメリットとデメリット

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定期預金のメリット・デメリット – 普通預金との違いを考える

定期預金への預け入れを検討している方であれば、メリットだけではなく、デメリットについてもしっかり理解しておきたいもの。

定期預金は、普通預金と比較すると金利が高く、預け入れる金額が大きければ大きいほど、利息も増えていくというメリットがあります。その一方で、いつでもお金を出し入れできる普通預金とは異なり満期まで自由に引き出すことができず、預け入れ後に金利が上昇した場合も預け入れ時の金利が適用される等、デメリットがあるのもまた事実。
実際に利用する際には、メリットだけではなく、デメリットも併せて把握しておくことが重要です。

そこで今回は、定期預金のメリットとデメリットに注目。また、普通預金との違いや、定期預金の金利が高い、おすすめの銀行もご紹介します。
定期預金への預け入れを考えている方は、本特集を参考に、メリットとデメリットをしっかり把握した上で、お得に預け入れできる定期預金を見つけましょう!

目次
1.定期預金と普通預金の違いとは?それぞれの特徴をチェック
 1-1. 定期預金とは?
 1-2. 普通預金とは?
 1-3. 定期預金と普通預金の違い
2.定期預金のメリットとデメリット
3.定期預金口座 銀行選びの3つのポイント
4.定期預金におすすめの銀行は?
 4-1. GMOあおぞらネット銀行
 4-2. 住信SBIネット銀行
 4-3. auじぶん銀行
5.まとめ

定期預金と普通預金の違いとは?それぞれの特徴をチェック

それではまず、定期預金と普通預金の特徴や、違いについてチェックしましょう。

定期預金とは?

定期預金とは、一定期間お金を引き出せない代わりに、普通預金と比較すると、高い金利が適用される預金口座のこと。預け入れの期間は、1ヵ月~10年まで選ぶことができます。

定期預金の金利には、「単利」と「複利」の2種類があり、単利は、元本のみに利息を付与。つまり、金利で増えたお金は計算に含まれず、元本に金利を掛け合わせた額が、満期まで加算され続けます。
一方複利は、利息で増えたお金も合わせて、金利計算の対象に。預け入れ期間が長ければ長いほど、利息が増える点が、複利の大きなメリットです。
2年以内の定期預金は、ほぼ全て単利が適用されますが、長期の定期預金であれば、複利を選べるものもあるので、2年以上の定期預金に預け入れる際は、複利が選択できるかチェックしておきましょう。

金利

また、定期預金と言うと、ある程度まとまった金額でなければ利用できないイメージを持っている方も少なくありませんが、実はほとんどの銀行が1万円以上からの預け入れに対応しています。なかには1円から預け入れられるところもあるので、銀行に口座開設する際は、定期預金の最低預入金額をチェックしておきましょう。

※通常の定期預金は、預け入れる金額が大きければ大きいほど、預金金利が上がる傾向にあります。預け入れ金額が少なければ、リターンも少なくなる点は、把握しておきましょう。

普通預金とは?

普通預金とは、日常生活で預金の預け入れ先として、広く利用されている口座のこと。自由に入金、出金ができ、個人の振り込みや受け取り、クレジットカードの支払いなどに対応しています。
メガバンクやゆうちょ銀行では、普通預金の金利は、通常年0.01%ですが、ネット銀行や地方銀行では、所定の条件をクリアすることで、金利がアップすることも。口座を新しく開設する場合は、事前にしっかりと金利について調べるのがおすすめです。

定期預金と普通預金の違い

入金や出金に対応しているかどうか
普通預金はいつでも自由に入出金できるが、定期預金は原則として、預け入れ期間中の入出金に対応していない。 ※資金を入金し、新たな定期預金を作ることは可能
金利の高さ
基本的には、普通預金よりも定期預金の方が、金利が高い。ただし、普通預金・定期預金ともに銀行によって金利が異なるため、事前にチェックしておくのがおすすめ。なかには、条件を満たすことで、定期預金と変わらない金利で預け入れできる普通預金も。
金利の種類
普通預金は、半年ごとに金利が見直される「変動金利」が適用されるが、定期預金は預入時の金利が満期まで適用される「固定金利」が一般的。ただし、定期預金の中にも、一定期間経過後、金利が変わるタイプの定期預金もあるので、自分に合ったものを選ぶのが重要です。

定期預金のメリットとデメリット

次に、定期預金のメリットとデメリットを確認しましょう。

定期預金の最大のメリットは、金利が高く、普通預金と比較すると効率良くお金を増やすことができる点です。銀行が不定期で開催するキャンペーンを活用すれば、さらに高い金利で定期預金に預け入れられるケースもあるので、キャンペーン情報のチェックを忘れないようにしましょう。
また、預け入れたお金は、原則として出金できないため、確実に貯蓄を残せる点も、定期預金の大きな魅力。貯金が苦手という方は、毎月一定額を積立できる、「積立定期預金」の利用もおすすめです。

定期預金のメリットとは?

普通預金と比較すると、金利が高い
特別金利キャンペーンや期間限定キャンペーンを利用することで、高い金利で定期預金に預け入れできるケースも
原則として出金できないため、確実にお金を貯蓄できる
…毎月積立ができる「積立定期預金」の利用もおすすめ

その一方で、定期預金は一度預け入れると、満期にならない限り引き出せないため、万一お金が必要になった場合、途中解約する必要があります。途中解約すると、金利が0.01%とほぼゼロになるので、預け入れる前に、期間と金額をよく考えておくのが重要です。解約手数料は、原則として必要ありません。
また、固定金利の定期預金を利用すると、満期まで預け入れ時の金利が適用されます。預け入れ後に金利が上がった場合も変動しないので、金利が高いときを狙い、預け入れましょう。

定期預金のデメリットとは?

一度預け入れると、途中解約または満期にならない限り引き出せない
…途中解約をした場合、金利が大幅に下がるため、預け入れる期間と金額を事前にしっかり検討しておくことが重要 ※原則として、解約手数料は必要ない
預け入れ後に金利が上がった場合も、満期まで預け入れ時の金利が適用される
…金利が高いときを狙って、定期預金の預け入れを開始するのがおすすめ

定期預金口座 銀行選びの3つのポイント

定期預金口座 銀行選びのポイント その1
預金金利

銀行によって、預金金利に大きく差があるため、できるだけ金利が高いところを選びましょう。預け入れ期間によって、金利が異なる場合もあるため、あらかじめ期間を決めておくとスムーズに銀行を選ぶことができます。

定期預金口座 銀行選びのポイント その2
新規口座開設キャンペーン及び期間限定キャンペーンの有無

銀行によっては、新規口座開設時に併せて定期預金を利用することで、特典が付帯するケースも。また、ボーナスの時期は期間限定の特別金利キャンペーンを実施している銀行が多いので、7月や12月は、定期預金のキャンペーン情報を必ずチェックしましょう。

定期預金口座 銀行選びのポイント その3
入金や出金時の手数料

銀行によっては、お金を定期預金へ預け入れる際や、満期になった預金を引き出す際、手数料が必要になることも。金利が高い銀行を選んでも、入金時や出金時に不要な手数料を取られてしまうと高い金利も意味がなくなってしまうので、安価な手数料で利用できる銀行を選ぶことが重要です。

定期預金におすすめの銀行は?

2020年3月現在、定期預金の特別金利キャンペーンを実施しているところはありませんが、GMOあおぞらネット銀行は、GMOクリック証券に無料口座開設し、連携させるだけで、預金金利が110倍の0.11%になるサービスを実施しています。少しでも金利の高い銀行に預金を預けたいと考えている方は、要チェックです。
※特別金利キャンペーンが終了している場合もあります。詳細は公式サイトをご確認ください。

≪ 定期預金におすすめの銀行 ≫

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行・画像

ATM手数料
  • 入金:無料
  • 出金:ランクに応じて月2~15回無料、それ以降一回110円(税込)
  • 振り込み
    同行宛て…無料
    他行宛て…ランクに応じて月1~15回無料、それ以降一回157円(税込)
証券コネクト
口座の金利
0.11%
定期預金の金利
  • 3ヵ月:0.020%
  • 6ヵ月:0.030%
  • 1年:0.030%
  • 5年:0.020%

ネットサービス大手「GMO」とあおぞら銀行が提携し、運営するネット銀行。運営開始が2018年7月からと新しく、他のネット銀行にはないサービスを多数提供している。
円定期預金に関しては、2020年3月現在、6カ月もの及び1年ものの円定期を0.03%で預け入れることが可能。その他の預け入れ期間は0.20%となっているので、定期預金を利用する場合、6か月または1年ものを選ぶと良いだろう。
またGMOあおぞらネット銀行は、GMOクリック証券と連携することで、普通預金110倍、定期預金すら上回る0.11%という高金利の預金を作ることができる。作り方は簡単で、GMOあおぞらネット銀行と、GMOクリック証券の口座を開設し、その2つを連携させるだけ。一切費用をかけずに0.11%の預金口座を作れるので、少しでも金利の高い口座に預けたいと考えている方は必ずチェックしておきたい。
この他にも振込回数月最大15回無料や、最高1.5%という高いポイント還元率を誇るVISAデビットカード等、他にはないサービスが充実。定期預金用にネット銀行の口座を作りたいと考えている方にとって、GMOあおぞらネット銀行は、まず検討すべき銀行と言えるであろう。

GMOあおぞらネット銀行へ行く

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行・画像

ATM手数料
  • 入金:無料
  • 出金:ランクに応じて月2~15回無料、それ以降一回110円(税込)
  • 振り込み
    同行宛て…無料
    他行宛て…ランクに応じて月1~15回無料、それ以降一回157円(税込)※三井住友信託銀行宛ては手数料無料
定期預金の金利
  • 3ヵ月:0.020%
  • 6ヵ月:0.020%
  • 1年:0.020%
  • 5年:0.020%

高い預金金利と、手数料の安さが人気のネット銀行。
2020年3月現在、定期預金6か月もの、1年ものを0.020%で預け入れることが可能。また年に数回、定期預金の金利が0.10~0.20%にアップするキャンペーンを実施しており、お得に定期預金へ預け入れができる。他の銀行と比較しても、総じて高い金利で預け入れることができるので必ずチェックしておきたい。
また住信SBIネット銀行の定期預金は、メガバンクやゆうちょ銀行と比較すると高金利に設定されているので、預け入れ先に選び、損をすることはない。キャンペーン関係なく、いつでも一定の高い金利で定期預金へ預け入れられるのは、住信SBIネット銀行の大きな魅力だろう。
さらに住信SBIネット銀行は、手数料も他の銀行と比較すると、圧倒的な安さを実現。セブン銀行やゆうちょ銀行であれば、24時間手数料無料で入金できるほか、出金も月最大15回まで無料になる。他行宛ての振込も、最大月15回無料になることから、定期預金が満期になった際も、安心してサービスを利用できる点も嬉しい。
定期預金への預け入れを検討する際、必ずチェックしておきたいネット銀行の1つ。

住信SBIネット銀行へ行く

auじぶん銀行

auじぶん銀行・画像

ATM手数料
  • 入金:無料
  • 出金:ステージに応じて月2~11回無料、それ以降一回110円(税込)
  • 振り込み
    同行宛て…無料
    他行宛て…ランクに応じて月1~5回無料、それ以降一回177円~283円(税込)※三菱USJ銀行宛ては手数料無料
定期預金の金利
  • 3ヵ月:0.040%
  • 6ヵ月:0.030%
  • 1年:0.050%
  • 5年:0.030%
デビュー応援ブログラム
3ヶ月もの円定期預金の金利が年0.50%に!

サービスの使いやすさに定評があるネット銀行。2019年4月には、口座開設数が360万件を突破しており、高い人気を誇る。
auじぶん銀行は、新規ユーザー限定で、3ヵ月もの定期預金を年率0.30%で預け入れできる特典を提供。口座開設の翌々月末までに、定期預金を作成しなければいけない点には注意が必要だが、他の定期預金と比較しても高い金利で預け入れできるので、必ずチェックしておきたい。
またauじぶん銀行は、通常1年ものの定期預金の金利を、ゆうちょやメガバンクよりも5倍高い0.05%で提供。3ヵ月ものは0.04%、1ヶ月ものその他の定期預金も0.03%と、いずれも高い金利水準で預け入れできる。 手数料は、入金と同行宛ての振り込みであれば完全無料。出金は、ステージに応じて月2回~11回無料で利用でき、他行宛ての振り込みも、月1回~5回無料になる。また口座開設から最大6ヵ月間は、出金が月4回、他行宛て振り込みが月1回無料で利用できる点も、嬉しいポイントだろう。
ちなみに、ATMはセブン銀行、ローソンATMなど、全国のコンビニに対応している。
高金利の定期預金を提供し、入出金、振り込みも無料で利用できるauじぶん銀行は、有力な選択肢になるネット銀行の1つ。

au auじぶん銀行へ行く

まとめ

定期預金のメリットとデメリットに注目した本特集はいかがでしたでしょうか?

定期預金は、普通預金と異なり、預け入れした後は原則として満期になるまで、お金を引き出すことができないため、確実に貯蓄し、資産を増やす手段としても、最も有効な選択肢といえます。また、キャンペーンを利用することで、通常よりも高い金利で預け入れできる点も要チェック。 ただし、預け入れ後に金利が上昇した場合でも、金利は変動しない点、途中解約した場合、金利はほぼゼロになる点には、注意しましょう。

定期預金を上手く活用できると、預け入れるだけで確実に、しかも安全にお金を増やすことができます。

本特集を参考に、メリットとデメリットについてしっかりと把握し、お得な定期預金を活用しましょう!

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