大和コネクト証券のIPOのルールと配分の仕組みをわかりやすく解説!投資のプロの評判や当選のコツとは
IPO取引とは、企業が新規上場するときに発行する株(IPO:新規公開株)を公募価格で証券会社から購入し、その株を売買することで、利益を出す投資方法のこと。
「IPOを発行する企業は将来性が高く、公募価格は抑えられる傾向があるため、株の初値が公募価格よりも大幅に高くなるケースがほとんど。つまり非常に高い確率で大きな利益が期待できる」、「IPOは他の投資方法と比較してリスクが低いことに加え、簡単な作業で参加できる」といった理由から、特に、初心者におすすめの投資方法として人気を集めています。
ただしIPOは誰もが購入できるわけではありません。IPOは原則として、公募の抽選に当たった人のみ購入することが可能です。実際IPO投資にチャレンジしたいと思っているものの、抽選に全く当たらず、なかなかIPOが購入できない…という投資初心者も少なくありません。
そんな投資初心者におすすめしたいのが、2020年7月にスタートした大和証券グループのスマホ証券「大和コネクト証券」の利用です。大和コネクト証券は、資金量関係なく完全抽選で当たるIPO枠を用意。さらに所定の条件を満たすとIPOの当選確率がアップする「優遇抽選」を導入しています。
また、まだ始まったばかりのサービスで、IPOに強い大和証券グループのスマホ証券ということもあり、他の証券会社と比較すると、IPOに当選する確率が高いはずと投資のプロからも大きな注目を集めています。
IPOでの投資にチャレンジしたと考えている投資初心者であれば、大和コネクト証券は必ずチェックしておきたいサービスといえるでしょう。
そこで、今回は大和コネクト証券に注目。大和コネクト証券がIPOに強い理由や、IPOを申し込む際に知っておきたい大和コネクト証券のIPOのルールや配分などについてわかりやすく紹介します。さらに、投資のプロによる大和コネクト証券の評判や当選のコツについても徹底解説しています。
大和コネクト証券が気になっている方はもちろん、当選確率が高い証券会社からIPOにチャレンジしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
大和コネクト証券の基本情報
大和コネクト証券
大和証券グループのスマホ証券。大和証券グループの強みを活かし、さまざまなIPOを取り扱っている。
大和コネクト証券では、IPOの配分を「完全抽選70%+優遇抽選30%」で構成。はじめに完全抽選を実施し、当選しなかったユーザーを対象に優遇抽選を実施する。ちなみに、優遇抽選の場合、ユーザーの年齢や、口座開設状況、取引状況など、所定の条件を多く満たしているほど当選確率がアップ。抽選に当たることが参加条件になるIPOにおいて、投資初心者に有利なルールで抽選に参加できる点は、大和コネクト証券を利用する大きなメリットといえるだろう。
また、大和コネクト証券では、IPO以外にも現物取引(単元株)や1株単位で購入できる「ひな株」など、さまざまな金融商品をラインナップ。NISAやつみたてNISAにも対応している。
スマホから簡単に口座開設、株取引、資産管理が行える点も併せてチェックしておきたい。
目次
- 1.「大和コネクト証券」とは?
- 1-1.大和証券グループのスマホ証券
- 1-2.有利な条件でIPOにチャレンジできる
- 1-3.さまざまな金融商品をラインナップ
- 1-4.手数料が割安
- 1-5.スマホ一つで投資ができる
- 2.大和コネクト証券がIPOに強い理由
- 2-1.大和証券グループという強みをフル活用
- 2-2.スタートしたばかりのサービスでIPOの参加者が少ない
- 3.大和コネクト証券のIPOのルールと配分
- 3-1.配分は「完全抽選70%+優遇抽選30%」
- 3-2.優遇抽選で当選確率をアップする方法
- 4.大和コネクト証券に対する投資のプロの評判と当選するコツ
- 5.まとめ
大和コネクト証券に関するQ&A
大和証券グループのスマホ証券「大和コネクト証券」とは?
はじめに、スマホ証券の大和コネクト証券がどのようなサービスを提供しているのか、その特徴を見ていきましょう。
大和コネクト証券の特徴 その1
大和証券グループのスマホ証券
大和コネクト証券は、大手証券会社の一角「大和証券グループ本社」の子会社「大和コネクト証券」が運営しています。つまり大和コネクト証券は、他のスマホ証券やネット証券にはない、大和証券グループの強みを活かしたサービスを提供できるということです。
大和証券グループという信頼性に加え、IPO銘柄を多数取り扱っている点は、大和コネクト証券を利用する際に、まず押さえておきたいポイントです。
大和コネクト証券の特徴 その2
有利な条件でIPOにチャレンジできる
詳細は次のチャプター以降で解説していきますが、大和コネクト証券を利用すると、有利な条件でIPOに申し込むことができます。
下記はそのポイントを簡潔にまとめたものです。
- 大元の「大和証券」は、IPOにおいて主幹事を担うことが多い
- 大和コネクト証券のIPOの配分は、「完全抽選70%+優遇抽選30%」。はじめに完全抽選を実施し、当選しなかったユーザーを対象に優遇抽選を実施するが、優遇抽選の際、所定の条件を満たしているユーザーは抽選確率がアップする
- スタートしたばかりのサービスということもあり、ユーザー数が少なく、IPOに応募する人も少ないため、その分、IPOの当選確率が高い
IPOに参加するためには、まず公募に当選する必要があります。他の証券会社と比較すると、IPOの取り扱いが多く、完全抽選に加え、投資初心者に有利な優遇枠まで用意しており、当選する可能性が高い点は、大和コネクト証券を利用する大きなメリットといえるでしょう。
大和コネクト証券の特徴 その3
さまざまな金融商品をラインナップ
大和コネクト証券では、IPOに加え、現物取引(単元株)や1株単位で購入できる「ひな株(単元未満株)」など、さまざまな金融商品をラインナップ。さらに、信用取引や、NISA、つみたてNISAにも対応しており、つみたてNISAの場合、毎日100円から積み立てることが可能です。
(※NISAは2021年2月からサービス開始予定。つみたてNISAは2021年1月からサービス提供開始) 。
IPOだけではなく、さまざまな投資にチャレンジできる点も、大和コネクト証券の魅力の一つ。
大和コネクト証券の特徴 その4
手数料が割安
大和コネクト証券では、業界最低水準の手数料体系を実現しています。大手証券会社はもちろん、ネット証券と比較しても、割安な手数料で取引ができる点もチェックしておきたいポイントです。
大和コネクト証券の手数料
IPO | 購入時手数料無料 ※抽選参加申し込みも無料 |
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現物取引 (単元株) |
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ひな株 (単元未満株) |
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投資信託 | 買付手数料は全銘柄無料 ※また、運用手数料が低水準の銘柄を厳選して取り扱い |
信用取引 |
|
Memo
大和コネクト証券では毎月10枚、手数料無料クーポンがもらえる!
大和コネクト証券では、「現物取引(単元株)」あるいは「信用取引」の際に、手数料が無料になるクーポンを毎月10枚プレゼント。このクーポンを使用すると、最大月10回まで、手数料無料で取引を行うことができます。
ちなみに、このクーポンはその月に使い切れなかった場合、翌月までの繰り越しに対応。現物取引(単元株)や信用取引を行うことが多い人は、毎月配布される手数料無料クーポンを上手く活用すると良いでしょう。
大和コネクト証券の特徴 その5
スマホ一つで投資ができる
大和コネクト証券は、スマホに特化した証券会社。スマホ一つで簡単に、口座開設や株取引、資産管理が行えます。
サービス利用がアプリ内で完結し、スマホから気軽に投資ができる点も大和コネクト証券の魅力です。
大和コネクト証券がIPOに強い理由
本チャプターでは、大和コネクト証券がIPOに強い理由を詳しく解説していきます。ポイントは、大きく以下の2点です。
大和コネクト証券がIPOに強い理由 その1
大和証券グループという強みをフル活用
大和コネクト証券は、大和証券グループのスマホ証券。引き受け元の大和証券は、IPOの主幹事を担うことが多く、IPOの取り扱い実績は日本トップクラスです。また大和証券は大和コネクト証券を活用することで、投資初心者の取り込みに力を入れているため、大和コネクト証券にIPOの配分を行い、ユーザーを獲得するための起爆剤にしています。
つまり、大和コネクト証券を利用すれば、IPOに当選する確率がグッと上げることができるのです。
(※ちなみに、大和コネクト証券では、大和証券が主幹事でなくとも、大和証券が引き受けているIPOであれば、申し込み可能です。)
Memo
IPOの主幹事とは?
IPOを取り扱う証券会社は、銘柄によって、「主幹事」と「幹事(※主幹事以外)」に分けられます。
主幹事 … IPOの引き受けや販売に加え、株式公開準備のサポートや上場後の資金調達、事業提携支援なども行う。
幹事 … IPOの引き受けや販売を行う。
主幹事と幹事とでは、役割はもちろん、割り当てられる株数も大きく異なり、主幹事を務める証券会社に割り当てられる株数は、公募に出される全株数の大半を占めます。つまり、同じIPOに申し込む場合でも、主幹事を務める証券会社から申し込みすることで、当選確率が大幅にアップします。
有利な条件でIPOに申し込みをしたい場合は、主幹事を務める証券会社からの申し込むことが大切です。
大和コネクト証券がIPOに強い理由 その2
スタートしたばかりのサービスでIPOの参加者が少ない
大和コネクト証券は、2020年7月にスタートしたサービス。IPOの取り扱いを開始したのは、2020年11月からです。そのため、現時点(※2021年2月時点)で大和コネクト証券経由でIPOに参加しているユーザーの数は、かなり限定されます。
IPOは、その証券会社に配分されている株を、その証券会社のユーザー間で分け合います。つまり、応募者が少なければ少ないほど、抽選で当選する確率が上がるのです。IPOの割り当てが多い大和証券グループのスマホ証券ながら、参加しているユーザーが少ない点は、大和コネクト証券を利用する大きなメリットといえるでしょう。
※今後大和コネクト証券が評判になり、口座開設者が増えると、その分、IPOに応募する人の数も増えるため、当選確率は下がることが予想されます。
大和コネクト証券を利用し、有利な条件でIPOにチャレンジしたいと考えている方は、サービスが開始したばかりで、まだ多くの人が大和コネクト証券を知らない今のうちに、無料口座開設をしておくのがおすすめです。
(今のうちに大和コネクト証券で口座開設を行い、都度、IPOに応募していれば、当選する可能性はかなり高いでしょう。ちなみに、編集部の方には、すでに「大和コネクト証券経由でIPOに当選した!」という口コミも投稿されています。気になる方は、ぜひ早めに口座開設をしておくと良いでしょう。)
Memo
大和コネクト証券の口座開設の方法
Step2
後日郵送されてくる簡易書留「ログイン情報のお知らせ」を受け取る(※申し込みから最短3日間)
Step3
ログイン情報を使い、専用のアプリにログインし、利用を開始する
大和コネクト証券のIPOのルールと配分
IPOの当選確率を上げるには、大和コネクト証券のIPOのルールと配分について、しっかりと把握しておくことが大切です。本チャプターでは、大和コネクト証券を利用する際に知っておきたい大和コネクト証券のIPOのルールと配分について、わかりやすく解説します。
大和コネクト証券の配分は「完全抽選70%+優遇抽選30%」
大和コネクト証券のIPOの配分は、「完全抽選70%+優遇抽選30%」となっており、まずはじめに完全抽選を実施、この完全抽選で当選しなかったユーザーを対象に、優遇抽選を実施します。
完全抽選と優遇抽選の違い
完全抽選:70% … 取引状況や口座開設状況などは一切関係なく、厳正かつ公平に抽選を実施
優遇抽選:30% … 応募者の年齢や口座開設状況、取引状況などに応じて当選確率が変動する抽選を実施
優遇抽選で当選確率をアップする方法
大和コネクト証券では、優遇抽選の際に当選確率がアップする5つの条件を提示しており、これら5つの条件のうち、該当する項目が多ければ多いほど、当選確率がアップする仕組みを採用しています。
当選確率アップを目指す際は、以下の条件をチェックし、できるだけ多くの条件をクリアしましょう。
優遇抽選で当選確率がアップする5つの条件
- 年齢が39歳以下
- 大和コネクト証券で「NISA口座」または「つみたてNISA口座」を開設している
- 大和コネクト証券で信用取引口座を開設している
- 信用取引の建玉を保有している(※保有金額の大小は関係ない)
※建玉(たてぎょく)…信用取引などにおいて、取引約定後に反対売買されないまま残っている未決済分 - 投資信託の残高を保有している(※保有金額の大小は関係ない)
※以上の優遇条件を満たしているかどうかは、抽選日の前営業日時点で判定
大和コネクト証券に対する投資のプロの評判と当選するコツ
本チャプターでは、大和コネクト証券を投資のプロ「Raptor(ラプター)」さんが評価。さらに、大和コネクト証券を利用してIPOで当選するコツについても紹介しています。
投資家として20年以上の経験を持ち、負けたのは1年のみ。億単位で収益を上げている投資家Raptorさんによる大和コネクト証券の評価をチェックしましょう。
- Investor Raptorさんプロフィール
- 株式投資はもちろん、債券、FX、不動産、ソーシャルレンディング投資でも成功を収めているプロ投資家。20年を超える投資経験の中で、トータルで負けた年は1年のみ。これまでに稼いだ投資収益は数億円、保有資産は20億円に達する敏腕トレーダー。
大和コネクト証券の評判
投資のプロの間でも大和コネクト証券に注目している方は多いです。IPOの当選率が高そうだという点は、大和コネクト証券のサービスがスタートした直後から思っていました。実際友人のIPO投資家はすでに大和コネクト証券経由でIPOに当選しています。私も遅ればせながら参戦する予定です。
またクーポンを利用する事で、取引手数料が無料になる点も要チェックです。大手証券会社で取引すると、手数料だけで何十万円も取られますが、大和コネクト証券なら無料。これは本当に大きなメリットと言えます。
大和コネクト証券でIPOに当選するコツ
これは大和コネクト証券に限ったことではありませんが、早めに口座開設し、諦めずに応募し続けることが大切です。私は学生時代がからIPO投資をスタートし、20年以上IPO投資を続けてきました。これまでにIPOに当選した数は完全抽選だけでも50回近くに達しています。なぜこれだけ当選しているのか、それはめちゃくちゃ面倒くさくてもコツコツ応募を続けているからに他なりません。ちなみに大和コネクト証券でも当然IPOの当選を狙うつもりです。IPOは当選を諦めかけたときに、初当選が出る事も少なくありません。みなさんも諦めずに応募し続けましょう!完全抽選枠がある場合、お金の有無は関係ありません。当選した人と当選しなかった人の差は、諦めたか諦めなかったかだけです。
大和コネクト証券のIPOに関するQ&A
Q1. どのくらいの資金があれば、IPOでの投資をスタートできる?
A.IPOの購入は100株単位が基本となるため、銘柄によって金額は変わりますが、最低20万円前後は用意しておくと良いでしょう。
大和コネクト証券の場合、IPOの抽選申し込みをする時点での入金は必要ありませんが、抽選を行う時点までには、申し込みをしている銘柄100株分を購入できるだけの金額を入金しておく必要があります。
Q2. 大和コネクト証券では、申し込みできるIPOの数に上限がある?
A.大和コネクト証券で申し込みできるIPOの数は、1人1銘柄につき、1単元(※100株単位の場合は100株)まで。2単元以上の申し込みはできません。
Q3. 大和コネクト証券のIPO当選後に、購入を辞退(キャンセル)した場合や、購入申し込みを行わなかった(購入を忘れた)場合、ペナルティは発生する?
A.大和コネクト証券では、IPO当選後に、購入を辞退した場合や、購入申し込みを行わなかった場合のペナルティは発生しません。
ちなみに、証券会社のなかには、IPO当選後に購入を辞退した場合や、購入申し込みを行わなかった場合、一定期間IPOに申し込みができないといったペナルティが課せられるところもあるので、注意しましょう。
大和コネクト証券の基本情報
大和コネクト証券
大和証券グループのスマホ証券。大和証券グループの強みを活かし、さまざまなIPOを取り扱っている。
大和コネクト証券では、IPOの配分を「完全抽選70%+優遇抽選30%」で構成。はじめに完全抽選を実施し、当選しなかったユーザーを対象に優遇抽選を実施する。ちなみに、優遇抽選の場合、ユーザーの年齢や、口座開設状況、取引状況など、所定の条件を多く満たしているほど当選確率がアップ。抽選に当たることが参加条件になるIPOにおいて、投資初心者に有利なルールで抽選に参加できる点は、大和コネクト証券を利用する大きなメリットといえるだろう。
また、大和コネクト証券では、IPO以外にも現物取引(単元株)や1株単位で購入できる「ひな株」など、さまざまな金融商品をラインナップ。NISAやつみたてNISAにも対応している。
スマホから簡単に口座開設、株取引、資産管理が行える点も併せてチェックしておきたい。
まとめ
大和証券グループのスマホ証券「大和コネクト証券」のIPOのルールと配分、投資のプロによる大和コネクト証券の評判や当選のコツなどについて解説した今回の特集はいかがでしたでしょうか。
大和コネクト証券のIPOは、所定の条件を満たすと抽選確率がアップするルールを用意しており、上手く活用することで、投資初心者のほうが有利な条件でIPOに申し込むことができます。
さらに、大和コネクト証券は、最近リリースしたばかりのサービスということもあり(※2020年7月リリース。IPOの取り扱いは2020年11月から)、現時点(※2021年2月)において、他の証券会社と比較するとIPOの抽選への応募者が少ないという利点もあります。その分、IPOの当選確率が間違いなくアップする点も大きな魅力です。
IPOは抽選に当たる事が大前提です。他のネット証券と比較しても、高い確率で当選が狙える大和コネクト証券は、IPOで投資にチャレンジしたいと考えている投資初心者であれば、間違いなく利用を検討すべきサービスと言えます。
大和コネクト証券の利用を検討している方はもちろん、IPOでの投資にチャレンジしてみたいと考えている投資初心者や、IPOの当選確率が高い証券会社を探している方は、本特集を参考に、大和コネクト証券を利用してIPOでの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょう。