個人向け国債のメリットは?デメリットはある?キャンペーンを使った裏技もチェック!

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個人向け国債のメリットとデメリット。キャンペーンを活用し、賢く投資する方法

目次
1.個人向け国債ってどう?メリットとデメリットを知ろう!
2.個人向け国債のメリットは?
3.個人向け国債のデメリットは?
4.個人向け国債はどこで購入できる?
5.資産の分散は投資の基本!個人向け国債を活用して投資ポートフォリオをパワーアップしよう!

個人向け国債ってどう?メリットとデメリットを知ろう!

投資商品の1つとして、「個人向け国債」という名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
個人向け国債は、日本政府が個人を対象として発行している「国債」のこと。国債とは、国が資金調達のために発行する借用証書(債券)のことで、半年ごとに利子が支払われ、満期まで保有すると、元本の返済が保証されています。

国が発行主体ということで安心度が極めて高い個人向け国債ですが、どの程度の投資効果が期待できるのか、購入するに当たって注意すべき点はないのか等、初めて投資する方であれば、気になることも多いはず。

そこで今回のマネーピックの特集は、「個人向け国債のメリット・デメリット」にスポットを当てて、国債投資をする際のチェックポイントを解説。さらに証券会社が実施しているキャンペーンを利用し、てお得に国債を購入する方法をご紹介します。

まずは知っておこう!個人向け国債 3つの種類

個人向け国債には、「固定3」「固定5」「変動10」の3種類があります。
固定3と固定5は、購入時の金利が満期まで固定される商品のこと。それぞれ3年間と5年間で満期になります。満期まで金利が変わらないため、最終的に受け取れる利子の額が、購入時点で既にわかっているところも大きな特徴の1つです。
変動10は、購入後半年ごとにその時々の金利が適用され、適用金利が変わります。満期までは10年間。最終的な受取額は、今後の金利動向によって異なるものの、元本の保証と最低金利の保証があります。

個人向け国債の種類

  1. 固定3……満期まで3年。購入時の金利が満期まで固定される
  2. 固定5……満期まで5年。購入時の金利が満期まで固定される
  3. 変動10……満期まで10年。半年毎に適用利率が見直される。最低金利(0.05%)が保証されており、金利が上がると受け取ることができる利子が増える。

個人向け国債の基本情報

固定3・固定5・変動10 共通

元本保証 あり
最低金利保証 あり(年率0.05%)
購入可能額 1万円から
中途換金 発行後1年以上経過後より可能(1万円から)
※直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれる
発行 年12回(毎月発行)

なお、投資の結果を知りたい場合は、発行元(財務省)の公式サイトに掲載されているシミュレーションを利用してみましょう。満期時の受取利子はもちろん、中途換金した場合の受取額や手数料も試算することができます。
利用できるWebブラウザがIE(インターネットエクスプローラー)に限定されている点は注意が必要ですが、個人向け国債を購入する際は、事前にチェックしてみると良いでしょう。

個人向け国債のメリットは?

個人向け国債のメリット1
安全性が極めて高い

個人向け国債の最大のメリットが、銀行預金とほぼ同レベルの安全性の高さです。国が発行する債券のため、日本が破綻しない限り、「元本」「利払い」ともに保証されており、償還日(満期日)が変動することもありません。
なお、銀行預金の場合は、万一、銀行が破綻した場合、上限1,000万円とその利息という規定がありますが、個人向け国債には購入額に上限が設けられておらず、全額保証されるため、1,000万円以上の資産を安全に運用する場合、特にメリットが大きいと言えるでしょう。

個人向け国債のメリット2
1万円から購入できる

少額から購入できる点も、個人向け国債の大きなメリットです。たとえば、NISAやiDeCo等を利用して、すでに株式や投資信託を一定額保有している場合、投資額の一部を個人向け国債に振り分けることで、投資資金とリスクの分散をはかることができます
個人向け国債は毎月発行されるため、ボーナスや給料の一部を投資にまわして、半年や3ヶ月に1回など期間を分けて購入すると、投資期間の分散を図ることもできるでしょう

個人向け国債のメリット3
1年以上経過すると中途換金できる

購入した個人向け国債は、発行から1年以上経過すると1万円単位で換金できるようになります。急な資金が必要となった場合に、解約が比較的簡単にできる点も個人向け国債の大きなメリットの1つ。
ただし、換金時は直前2回分の利子が手数料として差し引かれ、解約のタイミングによっては受け取ることがえきる利息がゼロとなってしまう点には注意が必要です。

個人向け国債のデメリットは?

個人向け国債のデメリット1
株式や投信信託と比較すると金利が低い

個人向け国債の金利は、2019年11月販売分で年率0.05%(※変動10は初回分の金利設定)です。これは、メガバンクの定期預金金利(※例:みずほ銀行「スーパー定期」年率0.01%)と比較すると高めですが、ネットバンクのキャンペーン金利(※例:じぶん銀行「デビュー応援プログラム」3ヶ月もの定期が年率0.50%)等と比較すると見劣りします。
また、リスクを取って投資する株式投資や投資信託の期待利回り(※銘柄や投資手法により大幅に上下するものの長期投資の場合3~9%前後)とでは、やはり、比べものになりません。

変動10の場合は、これからの金利動向によって金利が上昇する可能性はあるものの、投資のポートフォリオ(資産配分)の中で、個人向け国債は、高い収益を狙うのではなく、安全に管理したい資産の保管先として位置づけるのが良いでしょう。
ただし、金融機関が実施している個人向け国債のキャンペーンを活用すると、購入額に応じて現金がプレゼントされる等、投資利回りを大幅にアップすることができます。その詳しいやり方は、本特集の後半で説明しているので、是非最後までチェックしてみてください。

個人向け国債のデメリット2
発行から1年未満は解約できない

個人向け国債は、発行1年未満は解約することができません。ただし、前述の通り、1年以上が経過すれば、(直前2回分の利子を手数料として支払う必要があるものの)元本割れすることもなく解約が可能です。
もっとも、投資の基本はすぐに利用する予定のない資金で行うこと。個人向け国債も同様に、極力、中途解約をしなくてすむように、貯蓄などの一部を利用して購入するようにしましょう

個人向け国債はどこで購入できる?

個人向け国債は、メガバンクやネットバンク・地銀などの銀行、ネット証券会社、実店舗を持つ大手証券会社など、多くの金融機関で購入することができます。

個人向け国債を購入できるおもな金融機関

  • 銀行(例:みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、横浜銀行、楽天銀行etc.)
  • ネット証券(例:SBI証券etc.)
  • 大手証券会社(例:SMBC日興証券、大和証券etc.)

金融機関のキャンペーンを利用して個人向け国債をお得に買う方法

個人向け国債は、そのまま購入しても金利が低く、投資商品として魅力がある商品とは言えません。
そこで、個人向け国債を購入する際には、金融機関が実施している現金プレゼントキャンペーンを活用する方法がおすすめ。高い安全性はそのままで、個人向け国債の投資利回りを大幅にアップさせることが可能になります。

キャンペーンを活用した個人向け国債の買い方

まずは、個人向け国債のキャンペーンに力を入れている証券会社に口座開設をします。

たとえば、SMBC日興証券の個人向け国債キャンペーンでは、購入額に応じて以下のような現金のキャッシュバックを受けることができます。

SMBC日興証券のプレゼント金額

購入金額 プレゼント金額
100万円~199万円 2,000円
200万円~299万円 4,000円
300万円~399万円 6,000円
400万円~499万円 8,000円
500万円~599万円 15,000円
600万円~699万円 18,000円
購入金額 プレゼント金額
700万円~799万円 21,000円
800万円~899万円 24,000円
900万円~999万円 27,000円
1,000万円 変動10年:40,000円、固定5年:30,000円

個人向け国債を100万円購入すると、もれなく2,000円をもらうことができます。この2,000円は利子ではないため、利息にかかる20.315%の税金(源泉分離課税+復興税)はかかりません※。
※ただし雑所得の扱いとなる。他の雑所得と合わせた合計が20万円以下の場合は確定申告不要。

この100万円を年0.25%の1年定期に預けた場合、受け取れる利子は2,500円-20.315%=1,992円となります。
つまり、0.25%の定期預金よりも国債を購入したほうがお得になる計算に。変動10年を1,000万円購入した場合は、年0.5%の定期預金に相当します。
さらに、キャンペーンを利用すると、1年後の満期時ではなく、個人向け国債の購入から1ヶ月以内には現金を受け取ることが可能になるため、投資期間の面でも有利と言えるでしょう。

ちなみに、個人向け国債は1年以上経過すれば解約できるため、1年後に国債を解約し、再度このキャンペーンを利用して、現金を受け取るという裏技もあります※。
※マネーピック編集長は、この裏技を10年以上前から活用し、現金を受け取っているとのことです。

SMBC日興証券

SMBC日興証券・画像

三井住友フィナンシャルグループの大手証券会社・SMBC日興証券では、個人向け国債の購入向けキャンペーンを定期的に実施している。現在実施しているキャンペーンを利用すると、固定5と変動10のいずれかを100万円以上購入した場合に、所定の現金プレゼントを受けられる
同一支店・同一名義の口座であれば、対象商品ごとにプレゼント金額が合算される(例:固定5を100万円、変動10を100万円の購入した場合のプレゼント金額は4,000円)点も嬉しい。
現金は、11月・12月それぞれの個人向け国債発行月の翌々月の中旬頃に証券口座に入金される。
個人向け国債の購入を検討している方にとって、キャンペーンを随時実施しているSMBC日興証券は、利用を検討すべき証券会社の1つだろう。

資産の分散は投資の基本!個人向け国債を活用して投資ポートフォリオをパワーアップしよう!

個人向け国債は、多くの銀行や証券会社が取り扱っています。商品の種類や内容、金利などは、どこの個人向け国債も同一です。
ポイントは、個人向け国債の販売に力を入れている金融機関が実施しているキャンペーン内容が異なるという点です。今回ご紹介したように、キャンペーンが充実している証券会社を上手く利用することができれば、実質的な金利以上のメリットを受けることができます。

投資商品としてメジャーな株式や投資信託とは異なり、投資の経験者であっても、債券にはあまり馴染みがなく、どのようにポートフォリオに組み込めば良いかわからない、という方も少なくありませんが、個人向け国債は、投資初心者がもっとも気軽且つ安全に購入できる債券のひとつであることは間違いありません

今回ご紹介した「個人向け国債のメリット・デメリット」も参考に、ご自身のポートフォリオの「安全資産の」ひとつとして、個人向け国債を活用してみてはいかがでしょう

著者

長尾 尚子

長尾 尚子
フリーランスライター。得意分野は、育児・教育、住宅ローン、保険、金融、エンタメ等、幅広い。子ども2人を育児中のママでもある。
【資格】消費生活アドバイザー、FP2級

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