初心者のソーシャルレンディング入門。ファンド選びやおすすめのソーシャルレンディングサービスは?

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初心者のためのソーシャルレンディング入門 -ファンドと運用会社選びのポイント-

話題のソーシャルレンディングに注目!

ソーシャルレンディングは、事業資金を借りたい企業や個人が、インターネットを通じて出資者を募る「クラウドファンディング」の一種です。
別名を「貸付型クラウドファンディング」とも呼ばれており、クラウドファンディングの中でも利回りを重視している点が最大の特徴
投資家は、借り手と貸し手を仲介するソーシャルレンディングサービスから「ファンド(ローンファンド)」を購入し、ファンドの運用成績に応じて「分配金(配当金)」を受け取ることができます。
投資家の窓口となるソーシャルレンディングサービスは、ファンドの販売や配当金の分配などのほか、借り手の審査、ファンドの組成(作成)、投資家から集めた資金の融資等を行っています。

ソーシャルレンディングのしくみ

ソーシャルレンディングのメリットは?

利回りが比較的高い
ファンドにより異なるが、2~15%前後が主流
少額での投資が可能
投資の最小単位は1万円から10万円前後
運用期間が比較的短い
1ヶ月から3年程度。1年前後で満期となるファンドが多い
運用手数料が安い
成約手数料、事務手数料、口座維持手数料などは無料のところが多い

ソーシャルレンディングのメリットは、少額から投資でき、2~15%(中心は5~8%)という比較的高い利回りを期待できる点です。運用期間も1年前後と比較的短期のファンドが多いため、初心者が挑戦するのに適した投資商品と言えるでしょう。
また、多くのソーシャルレンディングサービスでは、口座開設やファンドの購入に手数料がかかりません(ファンドによっては運用手数料がかかる場合もあり)。ソーシャルレンディングサービスの口座へ入金する際に、振込手数料等が発生する場合もありますが、総じて低コストで投資できる点も初心者向けです。

初心者でもソーシャルレンディングはできる?

ソーシャルレンディングは、ソーシャルレンディングサービスの審査に通過した人であれば誰でも口座を開設し、投資することができます。
口座開設を申し込む際の基準は、多くのソーシャルレンディングサービスで20歳以上75歳未満(ソーシャルレンディングサービスによっては一律の年齢制限がない場合もあり)。
定職があり、日本在住で在留資格があること、身分証等で本人確認ができること等の条件をクリアしていれば、ほぼ開設可能です。

maneo(マネオ)の口座開設手順

口座開設の例として、国内最大級のソーシャルレンディングサービス・maneo(マネオ)での口座開設手順を見てみましょう。
maneo(マネオ)は、登録ユーザー44,000人以上の大手ソーシャルレンディングサービス。国内のソーシャルレンディング市場では約50%の圧倒的なシェアを誇っています。

Step1 トップページの「投資口座開設」ボタンをクリック。

maneo(マネオ)の口座開設

Step2 ID・パスワード・メールアドレス等を入力します。

maneo(マネオ)の口座開設

maneo(マネオ)の口座開設

Step3 同意および確認事項のページでPDFを確認。

maneo(マネオ)の口座開設

Step4 投資家情報を入力し、申請します。

maneo(マネオ)の口座開設

Step5 一週間から10日後に本人確認キー記載の葉書(書留)が到着。

maneo(マネオ)の口座開設

Step6 maneoのサイトにログインし、本人確認キーを入力。マイナンバーの提出も同時に行うと手間がありません。

maneo(マネオ)の口座開設

Step7 マイページに記載されている「投資資金振込先(投資口座)」に投資金額を入金します。
※投資口座は投資家ごとに異なる。

maneo(マネオ)の口座開設

Step8 投資資金が口座に反映されたら、トップページの「投資する」ボタンからファンドを選びます。

maneo(マネオ)の口座開設

maneo(マネオ)の口座開設

Step9 「リスク説明」「ローンファンド概要・詳細」などを確認し、ページ下部のボタンから投資申し込み。
※各ファンドのページには投資シミュレーションがあり、税引後の収益をチェック可能。maneoへの質問ボタンもある。

maneo(マネオ)の口座開設

Step10 交付書面(PDF)を確認・同意のうえ、投資金額を入力し「投資申込の確認」ボタンをクリック。

maneo(マネオ)の口座開設

maneo(マネオ)の口座開設

初心者は知っておこう、ソーシャルレンディングのリスクとリスク対策

ソーシャルレンディングのリスクとは?

貸し倒れリスク
借り手の業績不振・倒産など
信用リスク
ソーシャルレンディングサービスの違法営業や倒産など
流動性リスク
運用期間中は原則として解約不可
コントロールリスク
運用方法や投資先はソーシャルレンディングサービスが担う

ソーシャルレンディングを始める際にもっとも注意したいのは、借り手の倒産などによって投資資金が回収できなくなる、いわゆる「貸し倒れリスク」です。ソーシャルレンディングサービスでは、融資を行う企業や個人に対して審査を行っており、現在のところ、maneo(マネオ)等の主要なソーシャルレンディングサービスでは、貸し倒れの報告はありません(※)。ただし、他の投資商品と同じく、ソーシャルレンディングにも元本保証はないという点については、充分、意識しておく必要があります。

また、ファンドを販売するソーシャルレンディングサービスが「金融商品取引業者」および「貸金業者」としてきちんと認可を受けているか(信用リスク)も、チェックしておきたいポイント。認可を受けているソーシャルレンディングサービスであれば、ホームページ等の目立つ箇所にそれぞれの認可番号等を提示しています。 その他、ソーシャルレンディングサービスの経営状況や、借り手を審査する際の基準なども併せてチェックすると良いでしょう。

その他、初心者が把握しておきたいリスクとして、ファンド運用中は解約ができない点(流動性リスク)や、資金の投資先・投資方法を投資家が指定できない点(コントロールリスク)などが挙げられます。

過去の事業性ローン返済実績一覧【maneo(マネオ)】

初心者向け、ソーシャルレンディングのリスク対策

上記のようなリスクは、購入するファンドを選んだり、資金の分散を図ることで、ある程度まで回避できます。

ファンド選び

貸し倒れリスクを避けるために有効な方法の一つがファンド選び。ソーシャルレンディングサービスの扱うファンドの中には不動産などの担保が設定されているファンドや保証会社付きのファンドがあります。

担保付きのファンドでは、借り手が万一返済不能に陥った場合に、担保資産を売却することで、ソーシャルレンディングサービスが投資資金を回収し、投資家に出資金を返済するしくみとなっています。担保設定のないファンドと比較すると、投資家が資金を回収しやすい点が最大のメリット。
ただし、担保付きであれば完全に返済が保証されるわけではありません。返済不能が発生した時点で担保の資産価値が下がっていたり、抵当権の順位が低く設定されている場合などは、充分な返済が実行されないリスクもあり、注意が必要です。

保証会社が付いたファンドでは、借り手が返済不能に陥った場合に保証会社が返済を肩代わりするしくみとなっています。担保付きのファンドと比較すると、担保価値が市場価格に影響されることもなく、より安全性の高いリスク対策と言えるでしょう。
ただし、万一の際に保証会社がきちんと返済を代行できるだけの資金力を備えているかどうかはチェックしておきたいポイント。
また、保証会社が設定されているファンドの場合、借り手は保証会社に対しても一定の金利を支払います。つまり、保証会社が設定されているファンドでは、借り手が保証会社に支払う金利の分、ファンドの利回りが下がる傾向があります

分散投資

分散投資はソーシャルレンディングにおいても有効なリスク対策です。ファンドによっては1万円から購入できるため、初心者は1万円から10万円前後の少額からスタートすると良いでしょう(投資資金の分散)。
また、購入するファンドも一つに絞らず、投資対象の異なる複数のファンドを組み合わせるのが基本(投資対象の分散)。
さらに、運用期間も数か月、1年、2年などにずらすと、資金が長期間固定されることを防げます(投資期間の分散)。
このような投資資金・投資対象・投資期間の分散は、すべての投資においてリスクヘッジの基本となります。ソーシャルレンディングという新しい投資手法においても、この分散投資の考え方を守ることで、ある程度のリスクを抑えることができます。

初心者におすすめのソーシャルレンディングサービス

maneo(マネオ)

maneo(マネオ)・画像

2008年開業。国内初のソーシャルレンディングサービスとして圧倒的な知名度を誇る。ソーシャルレンディング市場におけるシェアは50%以上。不動産担保付きや保証会社付きのファンドが中心となっている。開業から現在までファンドの「貸し倒れ」報告はなく、初心者が安心して利用できるソーシャルレンディングサービスの一つ

予定利回り 5~8%
運用期間 2ヶ月~36ヶ月
最低投資金額 2万円~10万円
手数料 払戻し手数料:三菱東京UFJ 108円~324円、他銀行 540~756円
成約手数料・事務手数料・口座維持手数料:無料
申込み条件 口座開設時に20歳以上、75歳未満
※所定の審査あり

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クラウドクレジット

クラウドクレジット・画像

2013年開業。伊藤忠商事など大手資本の出資を受ける。ペルー、エストニア、メキシコに子会社を持ち、欧州やラテンアメリカをはじめとする海外事業への投資案件を中心に扱う。HP上では過去のファンドの運用レポートのほか現在の返済状況・運用状況も公開。為替リスクやカントリーリスクの加わるファンドが多い分、高い運用利回りを期待できる。

予定利回り 5.0~14.7%
運用期間 7ヶ月~
最低投資金額 1万円
手数料 運用手数料:ファンドにより異なる(無料~当初出資額の1.5%など)
払戻し手数料:無料
成約手数料・事務手数料・口座維持手数料:無料
申込み条件 口座開設時に20歳以上、75歳未満
※所定の審査あり

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SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング・画像

2008年開業。SBI証券や住信SBIネット銀行などを運営するSBIグループのソーシャルレンディングサービス。証券担保付きのファンドと不動産担保付きのファンドを中心に扱うほか、貸付け先と投資先の事業等を選んで投資できるオーダーメード型のファンドも扱う。利回りは中程度だが、担保付きのファンドを中心に扱っており、運用期間も比較的短い。SBIグループの資金力を背景に、信用力の高いソーシャルレンディングサービスの一つ

予定利回り 2.0~7.0%
運用期間 3ヶ月から
最低投資金額 1万円から
手数料 管理手数料:利回りに含まれる(例:貸出金利3.5%に対し管理手数料1.5%を徴収。実質利回り2.0%) ※ファンドにより異なる
払戻し手数料:無料
成約手数料・事務手数料・口座維持手数料:無料
申込み条件 本人確認書類を提出し、本人確認、居住地確認が取れる
※投資経験等の所定の審査あり

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