長期金利の指標となる10年物国債の金利が0.1%を突破。今後の見通しを予測します

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1年ぶりに10年物国債の金利が0.1%を突破。今後の見通しは?

10年物国債の金利が0.1%を突破

2017年2月2日に長期金利の指標となる10年物国債の金利が0.1%を突破、一時0.115%まで上昇しました
日銀のマイナス金利政策によって2016年には10年物国債の金利がマイナスまで低下したことを考えると、これは大きな変化と言えるでしょう。

ちなみに0.1%は節目の数値であり、金利をゼロ%程度に誘導すると宣言している日銀がどのように動くか注目されましたが、2月3日に日銀が特段反応を見せないと見た市場はさらに債券売りを加速、午前中に一時金利は0.15%まで上昇しました。
ここで日銀は新たに導入したオペレーション「指し値オペ」を発動。債券を指定の金利まで買い進めたことで、長期金利が低下、終値は0.1%を下回る0.095%となっています。

日銀は0.1%を金利の上限と定めているわけではありませんが、当面は0.1%程度が金利誘導の上限目標になることは間違いないでしょう

一般的に金利は上昇すると円高が進行しやすく、株式市場にとってはマイナス(※債券に関しては発行金利が高くなるので、債券投資家にとってはプラス)に左右します。我々の生活で考えると、預金金利が高くなるという良い効果がある一方で、住宅ローン金利など、ローン金利が上昇することから、ローンやキャッシングを利用している方は注意が必要です

マネーピック編集部では0.1%が今後数か月の目標数値になると考えていますが、米国金利が上昇するタイミングで、この水準は徐々に切り上がっていくと予想しています。
いずれにせよ国債の金利は株式市場、債券市場、我々の生活のすべてに影響を与える重要な指標です。投資家としての成功を目指すのであれば、国債の金利動向に関してもチェックするとよいでしょう。

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