LIXILビバ（3564）は、家庭日用品、インテリア用品、住宅設備機器の販売に加え、住宅リフォームを手掛けている会社で、LIXILグループの子会社です。ホームセンターチェーン「ビバホーム」の運営なども行っています。
業績は売上・利益ともに安定した推移をしています。近年は住宅価格が上昇しており、中古住宅の販売が伸びていることがリフォーム事業には追い風となっています。さらにEC事業も順調なことから、今後の成長は十分に期待できそうです。 一方で市場への吸収金額は460億強、時価総額も1千億円弱という大型案件であることから、値が飛ぶ可能性は低いと考えます。
初値は公募近辺もしくは1～2割程度の上昇を予想します。ただし、大型IPOだけに株数を手に入れやすく、また将来の事業展開によっては大きな成長余地があることから、安く始まるようならセカンダリー投資を検討する価値があるでしょう。
主幹事証券は野村證券、SMBC日興証券、幹事証券はSBI証券、みずほ証券、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券、大和証券、エース証券が担当しています。当該IPOの入手を希望する方は、野村證券、SMBC日興証券の抽選申し込みに加え、一部完全抽選枠があるSBI証券をしっかり抑えておくべきでしょう。